愛の魔導士

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「何があった」



「シンドバッドさん…大丈夫です。ただちょっと腕が…っ」




これだけそそのかしても動かぬか





アリババの腕の痣から何かが飛び出る



「まったくいくじのない男だ」



「お前は!」



「だがおかげで結界を越えシンドリアに入ることができた」



「待ってシンドバッド!」





だけど私の声は届かずシンドバッドは斬りかかる


すると斬ったところから黒い何かが吹き出てシンドバッドとアリババめがけて飛んだ
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