いつも奥村くんと仲良しな奥村先生には、ちょっとだけジェラシーを感じてしまう。


「――なぁなぁ、奥村くんてやっぱり兄貴として奥村先生は可愛いもんなん?」









を一人
(燐←志摩)









「兄貴として?雪男を??んー…ないないっ!アイツ俺より図体でかいしすぐキレるし、可愛らしさの欠片もないって」
「ふーん、やっぱり双子だとそーゆうもんなん?」


その割にはお互いが相思相愛に見えるのは俺だけだろうか…なんて。
考え過ぎだと自分に言い聞かせて、にっこりと笑ってみせた。


「そういや、志摩も兄ちゃんいるんだよな?」
「あーそうそう、ウチは歳も離れとるから…まぁそこそこ可愛がってもろた気もするなぁ」
「良いよなぁ兄ちゃん、俺も兄ちゃん欲しかったな」
「ははっ、やっぱり兄貴が居ないと欲しくなるんかな?俺も末っ子やから弟欲しかってん」
「無い物ねだりってやつかー。ま、今さら無理だけどなぁ」


少し残念そうに俯きながら奥村くんは小さくため息を吐いた。


「せや、俺が奥村くんの兄ちゃんになったろか?」
「はぁ?」
「誕生日も俺のが早いし、ちょうどええやん!俺、奥村くんが弟ならめっちゃ可愛がるで」
「嫌に決まってんだろ」
「え!?即決っ!!?な、何でぇ!?」


奥村くんなら絶対に喜んでくれると思ったのに、意外な反応に目を丸くした。


「馬鹿か、お前は俺の恋人だろ?勝手に兄弟にするな」
「なっ、な……っ///」
「志摩…?何か顔赤いぞ??」
「なっ何やその男前な台詞っ!恥ずかしくないん!?俺は恥ずかしゅうて恥ずかしゅうてもう…もうっ!うわぁぁぁあ!!ぼーーーんッッッ!!!!」
「あっ志摩、テメェ!?いい加減勝呂離れしろぉぉぉお!!」



END





燐志摩だけど、ほんのり勝志摩仕様(´`*)
燐と廉造はアホの子コンビで好きだったりしますv
でもイベントとかで燐志摩じゃなくて志摩燐をよく目にするんですが…あれ、おっかしいな…燐て攻だよね(^q^)?
燐志摩増えろと念じておきます…ww


拍手ありがとうございましたっ!


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