10/29の日記

00:27
ノエンブリオスF四話
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ノエンブリオス:フィーバーセブン!!第四話「機械怪々奇々怪々!!」

ラッキーストライク市

ミヤノ警部「なんだ…これは…」

ミヤノ警部「すべてのスナックが…激安ファミレスチェーン店に…」

ミヤノ警部「(ぐぅ…)フン、だが…味はどうかな…?」

ゴリラ「いらっしゃいませ。未熟者達(ダニーズ)にようこそ。」

ミヤノ警部「ミラノドリアとコーヒーを…」

ゴリラ「かしこまりました。」

ミヤノ警部「(…だが、次にヤツらが向かうのは恐らく…最後の幹部のパーラメント市…)」

ミヤノ警部「先回りして、今度こそお縄についてもらう!」バン!

ゴリラ「他のお客様のご迷惑になりますので…お静かに…」

ミヤノ警部「あ…すいません…」

金城ファミリーアジト

フブキ「最後の幹部は「鋼鉄将軍のツミキ」だな。」

カズキ「ああ、ツミキさんとは連絡が取れてます。兄貴の言いつけを守って、建設用蛮機の工場の社長をやってます。」

キイチ「ツミキってどんな人かな♪ワクワク♪」
フブキ「奴は俺と同じで、アニマルの血が濃いんだ。」

キイチ「あにまるのちー?」

ゲンキ「ほら、俺やウサギのお嬢ちゃん、ナツキに化け猫兄弟なんかは限りなく絶滅種のヒトの姿をしている。」

フブキ「だが、俺のようにアニマルの血が濃いと、原生動物のような姿になるんだ。」

ツバキ「まぁ、映像を見てくだせぇ。」

キラ「な!?めっちゃロボットやん!?」

キイチ「すごーい!かっこいー!」

ツバキ「まぁ、これはスーツで、中身はこっちでやす。」

キラ「…って!ちっさぁ!インコのアニマンかい!?」

キイチ「可愛いー♪鳥さんだー♪」

キラ「(ま…まともな幹部がおらん…ここは幼稚園かいな…)」

ジリリリリ…

ツバキ「(ガチャ)…どちらさんで?」

ツミキ「やっほー。キイチいるー?」

ツバキ「おお!ツミキのダンナ!今変わりやす!」

キイチ「やっほー♪キイチだよー♪」

ツミキ「あれー?ぼく?キイチに変わってもらえるかな?」

キイチ「ぼくがキイチだよー」

ツミキ「えっ…キイチなの?」

キイチ「うん♪」

ツミキ「ありゃー…記憶変えられちゃったんだっけー?」

キイチ「えっとー…キツネのおじさんの所に居る前は覚えてなーい♪」

ツミキ「まあいいや、ウチの近くは紛争地帯だから気を付けてね。うかつにわたしも動けないからー」

キイチ「わかったー♪ばいばーい♪」

キラ「わかったー♪やないわ!なに安請け合いしてんねん!」ゴツン!

キイチ「痛ーい…」

ツバキ「毎度のこって、微笑ましい限りでやす…」

ナツキ「まぁいいわ…とっとと、パーラメントまで行って、ツミキを連れてくるよ…」

フブキ「では、今回は俺が…」

フブキ「野郎共!出入りだァ!」

一同「了解!」

パーラメント市

ミヤノ警部「ふっふっふ…とうとう先回りしたぞ…」

ミヤノ警部「パト蛮を工業団地に張りつかせろ!」

警官「ラジャ!」

ミヤノ警部「(…とうとうお縄だ…キイチ…)」

ミヤノ警部「ククク…アーハッハッハ!」

パーラメント上空

ツバキ「今回は面倒な事はありそうにないですぜ…」

ドカン!

フブキ「敵襲!地上からだ!」

キラ「ひぃぃぃ!」

ゲンキ「うわぁぁ!」

ナツキ「サツかい!?」

カズキ「いえ、識別不明…いや、アマクサ組のマークです!」

パーラメント市

ミヤノ警部「なに!?12機のパト蛮が全滅!?たった三分でか!?」

警官「不明機の攻撃です!…恐らくはアマクサ組の連中かと!」

ミヤノ警部「アマクサ…イクティノス四天王と呼ばれるヤクザの一人か!」

警官「アマクサ組は破壊を繰り返し、略奪を続ける強盗団です。」

ミヤノ警部「そんな事はわかっている!パト蛮を下がらせろ!」

ミヤノ警部「く…お手並み拝見といくぞ…キイチ!」

アマクサ組「ヒャハハ!ぶっ壊せ!」

輸送機内

ナツキ「このままじゃあやられちまう!アンタ達!蛮機で出るよ!」

アマクサ組「ヒャハハ!みんな撃ち殺せ!」

キイチ「がおー♪そこまでだー!」

アマクサ組「何者だぁ!?」

フブキ「お控えなすってぇ!このお方は激マズぼったくり料理屋を片っ端から食い逃げし、潰して行った、ひとよんで「食い逃げのキイチ」様だ!」

キイチ「がおー!ひかえおろー♪」

キラ「相変わらずダッサイなぁ…」

キイチ「ねこさん、ワンちゃん!こらしめてやりなさい♪」

アマクサ組「虚仮威しだ!やっちまえ!」

ツバキ「フィーバー!ビームクロー!」

アマクサ組「ぐぉぉぉ!!」

ナツキ「嬢ちゃん!連携で倒すよ!」

キラ「いまだに動かし方がわからない…!」

キラ「…えぇい!どりゃぁぁぁ!ポチ」

アマクサ組「動きが…読めない!うぉぉぉ!」

キイチ「必殺ぱんち!」

アマクサ組「うわぁぁ!…って、当たってねぇよ!食らえ!」

アマクサ組「あ…あれ!?」

フブキ「獲物の前で舌なめずり…お前は三流だ…」

アマクサ組「ど、どこから!?うわぁぁ!!」

フブキ「つまらんモノを斬った…御免!フィーバー!」

カズキ「ゲンキさん!ビーム撃鉄で!」

ゲンキ「やるぞぉ!」

アマクサ組「うわぁぁ!」

ゲンキ「蜂の巣完成だぁ!」

リクガメ「野郎共!何やってんだ!」

アマクサ組「リクガメ様!」

キラ「で…でかっ!なんやあの蛮機!」

ナツキ「ありゃあアマクサ組の幹部、リクガメの蛮機だね…」

リクガメ「おいどれ!好き勝手暴れてくれとんのお!ワッシが出たからにゃあもうお終いじゃき!」

リクガメ「グランドサンダー!」

カズキ「危ない!天候兵器だ!」

アマクサ組「ぎゃぁぁ!リクガメ様ぁぁ!こっちにも当たってます!」

リクガメ「ガッハッハ!構わん!皆殺しじゃあ!」

キラ「アイツ!見方ごと!」

リクガメ「出力最大!グランドサンダー!」

フブキ「いかん!キイチ!」

キイチ「あ!」

キイチ「ビリビリー…あーれー…」

リクガメ「ガッハッハ!終わりじゃあ!キイチは今頃トラのステーキじゃ!」

キイチ「こいな電撃ごとき、マッサージにもなりゃあせん…」

リクガメ「なにぃ!?」

キイチ「見方ごと巻き込むやり方…気に喰わんけん…」

キイチ「おめぇら!仁義合体じゃ!」

ツミキ「バサバサ!OK!キイチ!」

一同「仁義合体!」

キイチ「義理と人情、仁義で繋ぎ…天下御免の仁侠合体!」

ツミキ「バサバサ!ツバキ、肩にのるよー」

ツバキ「ツミキのダンナ!」

キイチ「完成!ノエンブリオスフィーバー!」

カズキ「全員のN指数!マックスレベルです!」
リクガメ「は、ハッタリや!者共!かかれぃ!」

キイチ「雑魚はひっこんどれ…ツバキ!仁義の剣じゃ!」

ツバキ「了解でやす!仁義の剣!」

キイチ「操縦をマニュアルに…!金城四十八手!連続兜割りじゃあ!」

アマクサ組「うわぁぁ!」

アマクサ組「ぎゃぁぁ!」

キイチ「コクピットは避けちょる…命は粗末にせん…」

リクガメ「い、一瞬で若い衆が…!」

リクガメ「に、逃げるんじゃ!」

キイチ「逃がすかい!ボケがぁ!ツバキ!サイキック唐丈割りじゃあ!」
ツバキ「了解でやす!サイキックボール!」

リクガメ「き、機体がぁ!」

キイチ「お終いじゃき…サァァァイキック!唐丈割りぃぃぃ!」

リクガメ「ひぃぃぃ!ぎゃぁぁ!」

キイチ「成敗…」

パーラメント市

アマクサ組「ひぃぃぃ!お命だけはぁぁぁぁ!」

キイチ「安心せい…無駄な殺生は好まんけん…」

キイチ「おめぇらはここで働きながら自警団をせい…」

アマクサ組「…は!ははぁ!」

キイチ「一件落着じゃ…ナツキ、今夜こそ熱く抱いちゃるけん…」

ナツキ「…アナタったら…///」

キラ「なに言っとんねん!ガキンチョ!」ゴツン!

キイチ「いったーい!」
ゲンキ「な…」

フブキ「ああ!?また戻っちまったのかよ!?」

ツミキ「ありゃまー」

キイチ「うぇぇん!ナツキー抱っこー!(むぎゅ)」

ナツキ「…ハァ…よしよし、アナタ…」

キイチ「わーい♪ナツキぽかぽかー♪」

ツミキ「わたしは組に復帰するけど、キイチがこんなんでだいじょうぶ?」

フブキ「さぁな…」

ゲンキ「同感…」

ミヤノ警部「(…あ…あれがあの魔王キイチなのか!?あの子供が!?)」

キラ「待たんかい!ガキンチョ!」

キイチ「べー!キラなんてナツキよりおっぱいおっきくないくせにー!」
キラ「な!?アタシは普通や!!ナツキさんがでかすぎるだけや!!」

キイチ「あっかんべー♪」

キラ「まてぃクソガキ!!」

ツミキ「…本当にだいじょうぶ?」

フブキ・ゲンキ「…わからん…」

さぁさぁ!今回も街を救ったキイチ一行!そして、とうとう姿を表したイクティノス四天王!果たして、キイチ一行はイクティノス四天王を相手にどう戦うのでしょうか!…続きはまたのお楽しみ!皆さん、続きをお楽しみに。


つ づ く



☆コメント☆
[ツバキ] 10-29 07:22 削除

お馴染みメンバーがどんどん揃ってくー(*´∇`*)
おもろいっす
ショタ兄貴きゃわたんですよ←

挿し絵も見たいっすなぁ…♪

[軌一] 10-29 08:32 削除
おおww

意外に高評価だww

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00:25
ノエンブリオスF三話
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ノエンブリオスフィーバーセブン!!第3話「極悪人!その名はゲンキ!」
セブンスター刑務所

キセキ「うむ、思った通りだ。」

ミヤノ警部「失礼します!」

ミヤノ警部「所長!どうしてキイチを釈放したのですか!?」

キセキ「これを見たまえ…」

ミヤノ警部「これは…!マルボロ市の闇市のデータ!」

キセキ「そう、マルボロ市から麻薬が消えている。麻薬を流していたフブキが見事に丸め込まれたのだよ。」

ミヤノ警部「それを…キイチがやってのけたと…」

キセキ「悪には悪…素晴らしいではないか!」

ミヤノ警部「自分は…認めません…!悪には我々警察が挑みます!世界の歪みは我々が正します!」

キセキ「(フン、威勢はいいが…肝心の検挙率が追いついてないがね…)」

ミヤノ警部「我々警察の誇りにかけて、絶対にキイチを捕まえてみせます!」

キセキ「まぁ、せいぜい頑張っておくれ。」

ミヤノ警部「キイチ…!」

金城ファミリーアジト

ツバキ「兄貴!今度の幹部は色猿のゲンキでやす!」

キイチ「しょくえんってなにー?」

ツバキ「ヤツは違法風俗店「スナック」の経営者でして…」

キラ「あの、女の子とお喋りさして金ぼったくる店かいな!?」

キイチ「おしゃべりだいすきー♪」

キラ「ガキンチョは黙っとき!」ゴツン!

キイチ「痛いよー…」

ナツキ「ですが…それはオモテの顔…ウラでは各地から美女を買っている人身売買の売人です…」

キラ「えげつな!女の敵や!」

フブキ「闇市の情報だと、ヤツはラッキーストライク市の全スナックの取締役らしいな…」

キラ「つまりは、ゲンキの猿を潰しゃあええんやな?」

フブキ「察しがいいな、気に入ったぜ…」

キイチ「ワンちゃん僕のお気に入りー♪」

キラ「アンタは黙っとき!」ゴツン!

キイチ「痛ーい…」

ツバキ「…兄貴…」

ナツキ「…まあいいわ。女の敵を成敗して、私たちの組に入れるって事ね。」

ツバキ「アネさんの通りです。なお、今回はトレイターのメンテのために、兄貴はスカイフィーバー1であっしと出てもらいやす…」

キイチ「わーい♪飛行機だー♪」

フブキ「俺の蛮機は…?」

カズキ「もちろん、フブキさんのステルスフィーバーも出せますよ!」

フブキ「フッ…またあのコクピットに乗るとはな…」

カズキ「ステルスフィーバーのコクピットはフブキさんサイズなんで、誰も動かせないんですよ…」

キラ「(随分渋い声やのに…体はぬいぐるみサイズやもんな…)」

フブキ「おあつらえむきだ!久しぶりに暴れさせてもらうぜ…!」

ツバキ「各々方!出入りですぜ!あのエロ猿を懲らしめにまいりやしょう!」

キイチ「おー♪」

ラッキーストライク市

ゲンキ「オェフフww今日も上玉が入ったッキーww」

ゲンキ「これで、今月も大稼ぎッキーww」

ゴリラ「た、大変です!支配人!」

ゲンキ「ああ?なんだッキー?」

ゴリラ「金城ファミリーのフネがウチのシマに!」

ゲンキ「キッキッキww手厚く歓迎してやるッキーww」

ゲンキ「酔い潰れた一行を殺すのなんて訳ないッキーww」

ゴリラ「わ、わかりました!」

輸送機内

キイチ「クンクン…ねーツバキー」

ツバキ「なんですかい?兄貴?」

キイチ「ツバキって、ママの匂いがする!」

ツバキ「…な!?兄貴!?」

キラ「アホな事抜かすな!ガキンチョ!」ゴツン

キイチ「うぅ…痛いー…」

ツバキ「へ、変な冗談は止めてくだせぇ…」

カズキ「(やっぱり兄貴にはツバキの正体が…)」

フブキ「ピクニックは終わりだ。着くぞ…」

ラッキーストライク市

ゴリラ「金城ファミリー様ですね?」

ナツキ「ほぅ…若い衆使って、カシラは出てこないのかい…ウチの組ィ舐めないでくれるかい!?」
ゴリラ「まぁまぁ…キイチ様御一行様には手厚くおもてなしとの申し出でして…」

ゴリラ「まぁ…コチラに…」

美女達「いらっしゃいませー♪」

キイチ「わーい♪おっぱいのおっきいお姉さん達がいっぱーい♪」

キラ「黙っとき!マセガキ!」ゴツン!

キイチ「うわぁぁん!キラがいじめるー!」

ツバキ「…ゴクリ…噂以上…」

カズキ「ちょっ!ツバキ、ヨダレ!」

ツバキ「辛抱たまりやせん!」

美女「キイチ様御一行ご案内ー♪」

キラ「(ア、アホかー!)」

スナック「グリーン・ノア」

ナツキ「ハン…ウチのダンナを色仕掛けごときで…」

ツバキ「王様ゲームでやす!」

キラ「アンタがかかってどうすんねん!」

フブキ「おお…この酒は…」

ネコ美女「ワンちゃん可愛いー♪お酌しまーす♪」

フブキ「おっ…おう…すまない…」

キラ「(か、肝心の殺し屋まで…)」

ホスト「君、隣良いかな?ウサギのお嬢さん♪」
キラ「(…あ、アタシ好みのイケメン…!)」

ナツキ「グビッグビッ!」

ナツキ「こんなちょっとの酒じゃあ酔えないよ!店にある酒みんなもってきな!」

美女「ドンペリ100本追加でーす♪」

キイチ「まずーい!何このジュース!」

美女「ボウヤにはまだ早かったかしら♪」

キイチ「クンクン…」

キイチ「ん!お姉さん達ママの匂いしない!」

美女達「…!」

ゲンキ「…パチパチ」

ゲンキ「…バレたら仕方ないッキー…」

ゲンキ「お前たち!こいつらを縛り上げるッキー!」

手下「…フフフ!」

カズキ「甘い!」

手下達「なにぃ!」

カズキ「念のために僕だけお酒を呑んでいなかったのさ!」

ゲンキ「キッキー!貴様!」

カズキ「フネに戻るよ!みんな!」

カズキ「…って!」

ナツキ「まらまら酔えないよ!ドンペリ追加!」

キラ「それにしても兄さん好みやわーww」

フブキ「うぃー…ヒック!」

カズキ「みんな無抵抗すぎるよ!」

キイチ「がおー!はなせー!」

カズキ「兄貴まで!」

ゲンキ「キッキッキwwもうお終いだっキーww」

キイチ「ガブッ!」

手下「いってぇ!何しやがんだこのガキ!」

キイチ「べー!偽物のおっぱいなんか大嫌いだもーん!」

手下「クソガキがぁ!」ゴォン!

キイチ「あーれー…」

ゲンキ「キッキッキww50キロのハンマーが直撃だっキーwwキイチは死んだッキーww」

手下「な…!このガキ!頭で鋼鉄のハンマーを砕きやがった!」

キイチ「…おう、良くもまぁ薄汚い手ぇ使ってくれたのう…」

カズキ「兄貴!また記憶が!」

ゲンキ「なんだと!ウッキー!」

カズキ「お控えなすってぇ!このお方は貝の密漁組を日帰りで潰しなさった…潮干狩りのキイチ様だ!」

ゲンキ「ま、マズいッキー!全員撤収!蛮機で踏み潰してやるッキー!」

カズキ「ま、マズい!ヤツらこの店ごと蛮機で潰す気だ!」

キイチ「慌てんなカズキ…スカイフィーバー2を出さんかい…」

カズキ「スカイフィーバー2だけじゃかないませんよ!」

キイチ「良いから任せんかい!」

ゲンキ「キッキッキwwキイチの最後だッキーww」

ゲンキ「者共!潰してやるッキーww」

ゴリラ「てめぇら!やれ!」

キイチ「スカイフィーバー!変形じゃァ!」

カズキ「了解!スカイフィーバー変形!」

ゴリラ「たった一機で何が出来る!」

キイチ「てめぇら!出入りじゃあ!」

カズキ「みんなが蛮機に転送された!?」

キイチ「仁義合体じゃ!」

ゲンキ「キッキー!?蛮機が合体した!?」

キイチ「義理と人情、仁義で繋ぎ…天下御免の仁侠合体!」

ゴリラ「でかい…!戦艦か!?」

キイチ「完成!フィーバーファイター!」

一同「うーん…」

キイチ「満足に機体を動かせんか…しゃあないのう…」

キイチ「フィーバービームじゃい!」

ゴリラ「…手下達が…全滅…!?」

ゲンキ「キッキー!こっちも合体だッキー!」

ゴリラ「支配人!」

ゲンキ「猿元突破!グランガレン!」

キイチ「ハッタリが…カズキ!男ォ見せるんじゃ!」

カズキ「わかりました兄貴!フィーバー!オーカアタック!」

ゴリラ「なんと!戦闘機が突っ込んでくる!」

キイチ「これが金城四十八手が一つ…桜花特攻じゃきん…!」

ゲンキ「ひ、ひぃぃぃ!」

ゴリラ「うぉぉぉ!」

キイチ「成敗…」

ラッキーストライク市

ゲンキ「す、すんませんでしたぁぁ!」

キイチ「今日からここはワシのシマじゃ…これからここは飲食店街にせい…」

キイチ「ゴリラ、コイツのタマは預かるけん、留守を任せるけんのう。」

ゴリラ「…!は、ははぁ!」

金城ファミリーアジト

キイチ「…一件落着じゃけん、今日はナツキの胸にうずくまるとするかの…」

ナツキ「…アナタ…///」

キラ「ガキンチョは黙っとき!」ゴツン!

一同「あ…!」

キイチ「うぅ…痛いよー…ナツキー…」

ナツキ「アナタ…よしよし…」

キイチ「やっぱり、ナツキのおっぱいが一番ママの匂いがする♪」

キラ「こんガキ…!」

キイチ「うわぁー、逃げろー」

キラ「待たんかい!」

ゲンキ「元気だなぁ…」

フブキ「ああ…俺もあの毒気にやられちまったよ…」

ゲンキ「…ってか、語尾に「ッキー」ってつけるのもういいかな。」

ゲンキ「なんかキャラたてるのに付けてたんだけどさ…」

キラ「ただでさえつまらん作品なのに変なメタ発言入れるなや!」

ツバキ「(姉御…姉御こそメタ発言ですぜ…)」

さぁ!ラッキーストライク市を救ったキイチ一行!次に向かうのはとうとう最後の仲間、ツミキの所であります!紛争地帯パーラメントを舞台にキイチはどう立ち向かうのか!続きは次回をお楽しみに!

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00:24
ノエンブリオスF二話
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ノエンブリオス・フィーバーセブン!!第二話「覚醒!キイチ」

金城ファミリーアジト

キラ「(拝啓…天国のおばあちゃん…)」

キラ「(アタシは今…とんでもないガキンチョとおっかない連中にヤクザに入れられました…)」

キラ「(ハァ…ウチの店…)」

キイチ「おねーさん?」

キラ「…もう、ほっといてぇな…」

ツバキ「兄貴!散り散りになった幹部の一人、両刃のフブキの居場所がわかりやした!」

キラ「うわっ!ビックリした!急に大声ださんといてぇな!」

ツバキ「すいやせん…ウサギの姉御…」

キラ「あ、アタシはキラや!それに、姉御って何や!」

ツバキ「いえ…兄貴のご友人って事ですんで…」

キイチ「うん♪キラおねーさん、友達ー♪」

キラ「(こんのガキンチョ…!)」

ツバキ「兄貴…姉御…話ィ戻りやしょう…」

ツバキ「で、両刃のフブキですが…北のマルボロ市にどうやら居るようで…」

キイチ「ねーツバキー、フブキってどんな人なの?」

ツバキ「ああ、兄貴は記憶が…まあ、コイツを見てくだせぇ…」ブォン

キイチ「すごーい♪映像が飛び出たー♪」

キラ「なんや?結構可愛いやん?」

ツバキ「…!コイツはタバコっちゅう違法麻薬の裏売人で、気に入らねえ野郎は即撃ち殺す、とんでもねぇ奴ですぜ!?」

キラ「た…タバコの売人!?」

ツバキ「見た目こそぬいぐるみみてぇな面ですが…中身は筋金入りのヤクザですぜ…」

キラ「(お、おっかな!!)」

ツバキ「…そのフブキなんですが、どうやらマルボロ市の闇市のボスに成り上がりやがったみてぇで…」

キイチ「ボスだー♪おもしろそー♪」

キラ「アンタは黙っとき!」ゴツン!

キイチ「うわぁぁん!痛いよー!ナツキー…」

ナツキ「よしよし、アナタ…」なでなで

キイチ「うぇぇん…」

ナツキ「で、どうするんだい?ツバキや…?」

ツバキ「アネさん、トレイターとスカイフィーバー1、スカイフィーバー2…それからフィーバータンク1、2で迎えに行きやす…」

カズキ「…でも、フィーバータンク2のヤスさんは…」

ツバキ「安心しな、カズキ…フィーバータンク2には…キラの姉御に乗っていただきやす…」

キラ「あー…それなら行けるなぁ…」

キラ「…ん?」

キラ「って!アタシかい!」

ツバキ「姉御のN指数を調べさせていただきやした…」

ツバキ「ヤスのN指数を遥かに超えてやした!大丈夫です!」

キラ「アタシ!聞いてない!」

ツバキ「フブキの野郎を連れ戻すには数出さねえといけやせん!お願いしやす!姉御!」

キラ「いややぁ…!」

ツバキ「ってぇワケで、出入りだ!てめぇら!」

キラ「嫌やぁぁぁ!!!」

マルボロ市、闇市

フブキ「上物のタバコだ…全部で百万Gでいいな…?」

ニワトリアニマン「そいな殺生な!相場は五十万Gやありまへんか!」

フブキ「気に入らねえか…?」

ニワトリ「せめて七十万Gに…」

バァン!

ニワトリ「あ…がぁ…」

フブキ「…ここは俺のシマだ…俺のルールに従わねえなら…死ね…」

ネズミ「大変ですお頭!」

フブキ「…なんだ?」

ネズミ「この闇市に接近輸送機が!」

フブキ「サツか?カチコミか?」

ネズミ「ど、どうやら金城ファミリーのフネのようです!」

フブキ「キイチか…」

フブキ「クハハ…今の奴には負けねえ…返り討ちにして、俺が上である事を思い知らせてやる…」

フブキ「てめぇら!カチコミだ!ありったけの蛮機を出せ!」

フブキ「クハハ…とうとう俺の時代だ…」

マルボロ市上空

キイチ「すごーい!お空だー!」

キラ「うっさいわ!ガキンチョ!」ゴツン

キイチ「痛いよー…」

ツバキ「輸送機に化けりゃあ、ちょちょいですぜ」

カズキ「そろそろつくみたいだよ!」

カズキ「…!蛮機反応多数!」

ツバキ「ポリ公か!?」

ナツキ「いえ…フブキでしょうね…」

ツバキ「…野郎…!全機出撃!返り討ちだァ!」

ナツキ「フィーバータンク、ナツキ、出ます…!」

カズキ「スカイフィーバー!カズキ、出ます!」

キイチ「トレイター行きまーす♪」

キラ「ち、ちょっと!どうやって動かすんや!あああああ!」

フブキ「来たな…野郎共!ブチ殺せ!」

手下「ヒャハハ!」

ナツキ「フィーバーキャノン、発射。」

手下「長距離キャノン!?」

ツバキ「フィーバーミサイル!」

手下「み、ミサイルだぁ!」

カズキ「よし!牽制は済んだ!各機変形!」

手下「へ、変形した!?ぐわぁ!!」

キイチ「うりゃー♪」

手下「うわぁぁ…って!弱っ!」

キイチ「あれ?」

キラ「てか!どうやって動かすんやぁぁ!」ポチ

手下「れ、レーザー!?ぐわぁ!!」

手下「あの弱い蛮機を狙え!」

SE:マシンガン

ツバキ「兄貴!」

キイチ「あ、あーれー…」

キイチ「落ちるー!」

ゴンッ!

手下「ヒャハハ!ブレードでトドメだぁ!」

ガシッ!

キイチ「…おう…好き勝手してくれたのう?」

手下「素手で止められた!?」

キイチ「ワシがキイチと知ってやっとるんやろうなぁ…」

バキン!

手下「ブレードが折られた!?」

キイチ「悪い子はお仕置きやけん…」

キイチ「死ねや!」

手下「ぎぃゃぁぁ!か、格闘で…!」

フブキ「間違いねぇ…あの技…金城四十八手…キイチだ…」

ネズミ「お…お頭!キイチは染色体操作で五歳児レベルのアタマになったんじゃ!」

フブキ「…知るか!」

ネズミ「どうするんです!お頭!」

フブキ「…俺が出る…」
ネズミ「お頭が…!?」

キイチ「雑魚キャラは引っ込んどけや!重力砲!」

手下達「ひっ…ひゃぁぁぁ!」

ナツキ「アナタ…記憶が…?」

キイチ「わりぃ夢でも見てたみてぇだ…」

ツバキ「てめぇら良く聞け!このお方こそ北極の暖房施設をぶっ壊し!北極の組を全滅させた男…絶対零度のキイチ様だァ!」

手下達「ひぃぃぃ!魔王キイチが復活したぁぁ!」

手下「逃げろー!うわぁぁ!!!」

フブキ「気に入らねえな…」ズバッ!!

手下「お、お頭ぁぁ!」

フブキ「逃げるタマ無しは俺が斬る…」

フブキ「…てめぇら…死にたくなけりゃ、キイチの首を持って来い…」

手下「ひぃぃぃ!」

キラ「な、なんやアイツ!味方を斬りおった!」

キイチ「フブキか…てめぇ、好き勝手やっとるようやのぅ…」

フブキ「…俺のシマで何しようが勝手じゃねぇか!!」

キイチ「マルボロは元々ワシのシマじゃろうが!!」

キイチ「タマァ捨てる覚悟は出来とるか…?」

フブキ「タマァ取られんのはてめぇだ!!全弾発射だ!!ネズミ!!」

ネズミ「了解です!お頭!」

ツバキ「兄貴!」

ナツキ「アナタ!」

フブキ「クハハ…終わりだ…」

ネズミ「…やった!魔王を倒した!」

フブキ「…!?」

キイチ「…核弾頭でもなけりゃあ…ワシを殺すのは無理じゃのう…」

フブキ「何!?無傷だとォ!!」

キイチ「お終いじゃ…ツバキ!」

ツバキ「へい!兄貴!」

ネズミ「合体した!?」

キラ「おお!…お?」

キラ「ただ手がデカくなっただけやん!」

キイチ「行くぞ…サイキック…ボール!」

フブキ「うぉ!機体が!」

ネズミ「お頭!機体の制御が効きません!」

キイチ「金城四十八手…サイキック!パンチ!」

フブキ「ぐっ…!ぐぉぉぉ!」

キイチ「成敗…!」

マルボロ市

キイチ「フブキはワシが預かる…このシマはお前が仕切れ…ネズミ!」

ネズミ「はっ…はい!」

キイチ「今日からはコイツを流せや…」

ネズミ「これは…禁煙ガム!」

キイチ「タバコの吸いすぎは肺を痛めるけんのぅ…」スパー

ネズミ「…わかりました…!」

金城ファミリーアジト

フブキ「…クソが…」

キイチ「てめぇの命はワシが預かる…」

フブキ「…殺せ…」

キイチ「…部下の命はワシの命…邪険にはできんけん…」

フブキ「…ふん…昔のままだな…面白い…」

キイチ「ナツキ…」

ナツキ「…アナタ…」

キイチ「一件落着じゃ…今夜は燃えるように抱いちゃるけん…」

ナツキ「…アナタ///」

キラ「ガキンチョが!なにマセてんねん!」ゴツン!

キイチ「…が!」

キイチ「あれ?ボクなにやってたんだっけ?」

ツバキ「兄貴!また記憶が!」

キイチ「あ♪ワンちゃんだぁ♪友達になろー♪」

フブキ「はぁ!?友達だぁ!?」

キイチ「ナツキー♪抱っこしてー♪」

ナツキ「ア、アナタ…!?今日は燃えるように抱いてくれるんじゃあ…」

キイチ「…?抱っこでしょー?」

ツバキ「兄貴…」

カズキ「あちゃー…戻っちゃったよ…」

キイチ「フンフン♪がおー♪」

フブキ「(ま、マジかよ…)」

キラ「(アカンわ…このガキンチョ…)」

さぁさぁ、見事マルボロ市を麻薬の被害から救ったキイチ一行!
新しい仲間!フブキを迎え、一行が向かうのはどこなのか?続きはまたのお楽しみ!

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00:23
ノエンブリオスF一話
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ノエンブリオス・フィーバーセブン!!第一話「魔王光臨!?」


惑星イクティノス…
高度な知能を持ったアニマンと呼ばれる「獣人」が文明を作り上げた世界…
高度な文明を持つ彼らは、けして誇りを捨てず、今までを生きてきた…
そして今、多くの犯罪を重ね、50年の冷凍刑から釈放された一人の男は

「とんでもない奴だった!」


セブンスターシティ

市民「…なぁ、聞いたか…?」

市民「ええ…あの「魔王」と呼ばれたキイチが釈放でしょ?」

市民「ああ、だが、50年の冷凍刑と染色体操作による更正で、全くの別人になったらしい…」

市民「なら、安心できるわね。管理局は絶対ですもの…」

セブンスター刑務所

キセキ「囚人37564091番!前へ!」

キイチ「…んー…」

キセキ「どうだ?久しぶりのシャバの空気は?だいぶ暖かいだろう?」

キイチ「んー…がおー♪」

警備「…!!」チャキ!!

キセキ「銃を下ろせ…」
警備「しかし…」

キセキ「囚人37564091番は生まれ変わったのだ…記憶も全て書き換えてある…暴れる事はせんよ…」

キイチ「あれ?ここはどこ?」

キセキ「お目覚めだなぁ…魔王…」

キイチ「…んー?まおうー?」

キセキ「おっと、失礼。自己紹介が遅れたな。」

キセキ「私はキセキ・ブルードラゴ。アニマンタイプはフォックスだ。君はキイチくんだね?」

キイチ「うん♪僕キイチ!タイガーのアニマンだよ♪」

キセキ「…君は今日から自由の身だ。好きなだけこの世界を満喫してくれたまえ。」

キイチ「この首輪はー?」

キセキ「それは、君を守るお守りだ。絶対に外してはならないよ。」

キイチ「うん♪わかった!ありがとう、おじさん♪」

キセキ「(…オジサン…)」

キセキ「…まぁいい。囚人37564091番の出所の準備をしろ!」

キイチ「わーい!お外だぁー♪」

警備「所長…良いのですか…?」

キセキ「私の更正手術は完璧だ。万が一の時は首の爆弾を爆発させればいい…」

キセキ「では、キイチくん。気を付けてな。」

キイチ「ばいばーい♪おじさーん♪」

セブンスターシティ市内

キイチ「〜♪」ぐぅー

キイチ「…お腹すいちゃった…」

キイチ「…!良い匂い!」

キイチ「こっちだ♪」

月見食堂

キラ「あー…暇やわー…」

キラ「今日もお客は居ないしなぁー…」

キイチ「おじゃましまーす♪」

キラ「…テレビでも見よっか…」

キイチ「おじゃましまーす!ウサギのお姉さん!」

キラ「…!?」

キラ「…あんた、いつから…」

キイチ「ずっといたよぉ!」

キイチ「何かご飯ちょうだい!」

キラ「あー…お客さんかー…」

キイチ「天丼ちょうだい!」

キラ「天丼かぁー…まっときー…」

30分後

キイチ「ごちそうさまー♪」

キラ「にいさん良くくうなぁ!家を潰す気か!」

キラ「まぁ…払うもん払えばええんやけど…」

SE:爆発音

キラ「なっ!ロボット!?」

???「見つけやしたぜ…兄貴…」

キイチ「がお!?」

キラ「つてて…って!?アタシの店がぁ!!」

???「兄貴!乗ってくだせぇ!」

キイチ「だ、誰!?」

ツバキ「あっしの顔も忘れたんですかい…兄貴の一番の舎弟…化け猫ツバキでやすよ!」

キラ「このボケ!家の店をどうしてくれるんや!」

キイチ「ご、ごめんなさい!」

ツバキ「ずらかりやすぜ!兄貴!」

キイチ「あ、あーれー…」

キラ「待たんかい!食い逃げと器物破損や!金だせや!」ガシッ

ツバキ「仕方ないですなぁ…お嬢さんも来て貰いやすぜ!」グイッ

キラ「え!?えぇぇ!?」

ツバキ「兄貴!トレイターのコクピットは狭いですが我慢してくだせぇ!」

SE:ブースター

キラ「ア、アタシの店ぇ!!!」

キイチ「あーれー…」

月見食堂跡

ミヤノ警部「クッ!遅かったか!」

ミヤノ警部「指名手配犯化け猫ツバキ…懸賞金百万G…」

ミヤノ警部「やはり魔王を狙ってきたか…」

ミヤノ警部「畜生!なんでキセキ所長は発信機の一つも付けてないんだ!」

セブンスター刑務所

キセキ「…クッシュ!」

キセキ「…誰か私の噂でもしたかな…」

金城ファミリーアジト

ツバキ「お控えなすってぇ!我等がカシラのお帰りでぇ!」

ツバキ「天上天下のマフィア!金城ファミリーのお頭!キイチ様だ!」

一同「お帰りなすってぇ!」

キイチ「がおー♪人がいっぱいだぁ♪」

カズキ「兄貴!お帰りなさい!」

ツバキ「あっしら化け猫ツバキとトラ猫カズキ!兄貴のお帰りをお待ちしておりやした…」

ナツキ「…ああ、とうとう帰って来たのですね…」

キイチ「がお?」

ナツキ「この黒豹のナツキ…あなたの帰りをずっと待ち続け…うっ…うっ…」

ツバキ「アネさん…」

ナツキ「また…私と共に覇道をお歩みくださるのですね…」

キイチ「がおー♪綺麗なお姉さん♪」

ツバキ「おいたわしや…兄貴はもう記憶が…」

ツバキ「あっしら幹部がコールドスリープについて50年…」

ツバキ「思えば長い旅でした…」

カズキ「兄貴が自らを犠牲に捕まり、僕達を逃がして50年…」

二人「本当に長かった…」

キイチ「がお?みんな泣かないでー」

ツバキ「幹部が散り散りになってしまい、今まで逃げてまいりやした…」

カズキ「でも、兄貴が戻ってきたならもう安心です!」

ナツキ「このファミリーをまた…再建できます…」

キラ「感動の再開の所、悪いんやけど!」

キイチ「がお?」

キラ「ウチの店の修理代!」

ツバキ「ああ゛!?」

キラ「やっちゃんやからって遠慮はせぇへん!払うもん払えや!」

ツバキ「成り行きで連れてきたのはいいんですが…ここいらでこの世とおさらばしますかい?」

キイチ「だめぇ!」

ツバキ「あ、兄貴…」

キイチ「このお姉さんはご飯くれたから良い人だよ!」

ナツキ「撃鉄おろさんかい…この人の話が聞けないのかい…」

ツバキ「す、すいやせんアネさん…」

キラ「(た…たすかった…)」

キイチ「お姉さんのご飯美味しいから、みんな友達になろ♪」

ツバキ「か、カタギの人間をウチの組に…!?」

キイチ「うん♪」

キラ「(ま、マジ!?アタシ、やっちゃんの仲間入り!?)」

ナツキ「いいでしょう…アナタの言う事は絶対ですから…」

キラ「ま、待ってぇな!」

ツバキ「…お嬢さん…諦めてくだせぇ…」

キラ「(ウチの食堂…)」

こうして、奇妙な巡り合わせの運命の歯車がまわりはじめた…
キイチはどうなってしまうのか…
この物語の続きはまた後ほど…


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