10/30の日記

15:52
ノエンブリオスF五話
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ノエンブリオス:フィーバーセブン!!「吹き荒れる吹雪」

イクティノスヤクザ連合アジト

アスカ「とうとう、キイチが塀の外に出たらしいわね。」

レッカ「ゲホ…ゴホ…知っている…」

アマクサ「アハハwwじいさん!無理はいけねーよww」

レッカ「(三百歳程度の若造が…)」

レッカ「儂の組と抗争でもするのか…」

アマクサ「ああ?ジジイ、ここで退場ですかぁ?」

ツクヨ「やめろ、二人共…御前の前で…」

ツルギ「…その通り…」

アマクサ「我らが王…ツルギ様…」

レッカ「ああ…我々を進化したアニマン、幻獣種に進化させなさった…偉大なる王…」

アスカ「我々イクティノス四天王にお力を分けてくださった…神…」

ツクヨ「我ら四天王に御命令を…」

ツルギ「キイチだ…キイチを潰せ…」

アマクサ「はっ…その任務は私が…キイチには腹心を潰され…部下達も弔い合戦をせんと奮起しております…」

ツルギ「…良かろう。では行け!アマクサよ!」

アマクサ「…必ずキイチの亡骸を王の前へ…」

金城ファミリーアジト

構成員「ぐっ…ガハッ…」

キラ「な、なんや!?けが人!?」

ツバキ「てめぇ!どうしたんだ!」

構成員「…アマクサ…組に…人質を取られて…」
ツバキ「人質…誰だ!?」

構成員「カグラって言う女の子を…」

ナツキ「子供を盾に使うなんて、外道のやる事じゃないか…!」

フブキ「…待て!確かにその子供の名前はカグラか!」

構成員「はい…確かにカグラだったかと…」

キラ「気絶しおった…早く手当てや!」

フブキ「(…カグラ…)」

キイチ「なにー?わんちゃん考えごとー?」

ナツキ「アナタ、カグラちゃんはフブキの娘さんよ。」

キラ「ええ!?フブキって子供いたんかいな!?」

ツバキ「(………)」

ナツキ「娘と言っても奥さんの連れ子なんだけどねぇ。」

ナツキ「奥さんが闇金に引っかかっちまってね…一家は離散。娘は孤児院に、奥さんは外国に売られちまったってわけさ。」

キラ「もしかして、フブキが闇市で麻薬さばいてたのも…」

ナツキ「鋭いね、お嬢ちゃん。金の返済と、孤児院への寄付さ…」

キイチ「がおー…わんちゃん…」

カズキ「…とりあえず、今はアマクサ組をなんとかしないと…」

フブキ「カグラは…俺が助ける。ツミキ、例の奴は出来てるか?」

ツミキ「わたしのパワードスーツのフブキ版でしょ?カズキ君と開発してた奴。」

カズキ「幻獣のパワーをカードに封じ込めた専用装備も完成しました。」

フブキ「上出来だ…今回は俺に任せてくれ…」

フブキ「お前たちは蛮機での陽動を頼む…」

キイチ「…わんちゃん…」

フブキ「…なんだ、キイチ…」

キイチ「絶対にカグラちゃんを助けようね!」

フブキ「…ふ、落ちぶれてもキイチはキイチか…」

ツミキ「じゃあ!みんな!出入りだよ!」

一同「了解!」

アマクサ組陸上戦艦

アマクサ「上手くいったなww」

クロサイ「…蛮機の反応!金城ファミリーです!」

アマクサ「バーカww計算の内だっつーのww」

アマクサ「蛮機出せ!適当に遊んでやれww」

クロサイ「はい!蛮機部隊!出ろ!」

アマクサ「お手並み拝見だなぁwwああ?ww」

ツバキ「各々方!暴れますぜ!」

ナツキ「お前たち!今回はあくまで陽動だ!忘れるんじゃないよ!」

ゲンキ「オレはさっきまで空気に馴染めなかったけど、了解だ!」

ゲンキ「カズキ!ビーム撃鉄だ!」

カズキ「ビーム撃鉄!」
ツバキ「(…親…か…)」
アマクサ組「いただきだぁ!死ね!」

ツバキ「あ…うわぁぁ!」

ナツキ「なにやってんだい!ツバキ!」

ツバキ「アネさん…!」

ナツキ「うっ…ああっ!」

アマクサ組「よっしゃあ!まずは一人だぁ!」

ツバキ「よくもアネさんを!ビームクロー!」

アマクサ組「ああ?効かねえなぁ?」

ツバキ「装甲が堅すぎる…!」

ツミキ「ナツキがやられた!?嘘でしょ!?」

カズキ「アネさん…各機!アネさんを守りつつ敵を迎撃!」

キイチ「ナツキ…やだよ!死んじゃやだよ!」

アマクサ組戦艦内

スーツ「キャモステルス」

フブキ「…潜入は成功か…」

フブキ「…上手くやれよ…みんな…!」

クロサイ「フフフ…犬が一匹迷い込んだか…」

フブキ「…見つかった!」

フブキ「ピューマッハ!」

クロサイ「…早い!」

フブキ「コンナックル!」

クロサイ「ぐぁ!」

フブキ「キャンギロチン!」ジャキ!

クロサイ「ひっ!ひぃ!」

フブキ「…どこだ…カグラはどこだ!」

クロサイ「それは…」

フブキ「首と胴体がお別れするか…?」

クロサイ「ひぃ!案内します!」

戦艦内牢獄

フブキ「カグラ…!」

カグラ「パパ…!」

フブキ「今出してやるからな!スタッシザース!」

カグラ「パパ!」

フブキ「カグラ!無事だった…ぐはっ…!」

カグラ「バーカww」

アマクサ「俺のカメレオンの能力を舐めてたなぁww」

フブキ「うっ…がぁ…」
アマクサ「幻獣種カメレオン…その能力は変身…俺の知能と合わせりゃ無敵だってぇのww」

フブキ「…ぐ…」

アマクサ「いくらてめぇでも、腹にドスブチ込まれりゃあおしめえよww」

フブキ「まだだ…」

スーツ「ドラゴフレイムスラッシュ!」

フブキ「食らえ!」

アマクサ「ぐわぁぁ!…なんてねww」

フブキ「バリアか…!」
アマクサ「クソチビがww効かねえよwwオラ!」

フブキ「ガハッ…」

アマクサ「くたばりましたかぁ?ワン公よ?」

フブキ「まだだ…!くたばるかぁぁ!」

アマクサ「げへへwwじゃあ特別ゲストの登場でーすww」

カグラ「パパ…!」

アマクサ「ここでご本人登場でーすww」

フブキ「クソッ!カードを…」

アマクサ「あれ?いいの?いいの?あのガキやっちゃうよ?」

フブキ「外道が…」

ドカン!

アマクサ「なんだ!戦艦が!」

ツミキ「ツミキ特選隊!ただいま参上!カラスマ!ハトリ!アサヒナ!」
カラスマ「はっ!」

ハトリ「人質救出!」

アサヒナ「護衛も倒しました!」

ツミキ「みんな!下がっていいよ!」

特選隊「ギョイ!」

アマクサ「てめぇ!よくも俺の計算を!」

フブキ「…黙れ悪党が…」

アマクサ「だが!まだ俺には無敵のバリアがある!」

フブキ「そうか…」

スーツ「ピューマッハ」
フブキ「この距離ならバリアははれないな…」

アマクサ「なっ、なに!」

スーツ「スラッシュ!フレイム、ブラスト、キック!」

フブキ「食らえ!だぁぁぁぁぁ!」

アマクサ「バ、バリアが!」

アマクサ「がぁぁぁぁ!」

フブキ「…成敗。」

ツミキ「フブキ!逃げよう!フネが爆発する!あいつらフネを自爆させる気だ!」

フブキ「すまねぇな…もう動けねぇ…」

カグラ「パパ!」

フブキ「カグラ…お前はおっきくなって、いいお嫁さんになるんだよ…」

フブキ「先に行け。俺はできるだけフネを街から遠ざける。」

ツミキ「そんな!」

フブキ「早く行け!爆発に巻き込まれるぞ!」

特選隊「隊長!早く!」
ツミキ「フブキ…」

フブキ「あばよ。楽しかったぜ…キイチ…娘を頼むぞ…」

ドォォォ!

カズキ「爆発!?フブキさんがやったのか…」

ツバキ「全機…撤退…アネさんが…」

金城ファミリーアジト

カズキ「アネさん!アネさん!しっかりして下さい!」

キイチ「ひぐっひぐっ…ナツキ…死んじゃやだよ…」

ツバキ「あっしが…あっしが迂闊だったばかりに…あっしのせいで…」

パァン!

ツバキ「…!」

キラ「なんや…!あんたがしっかりしとけばナツキさんは助かったんかいな…!」

ツバキ「…キラの姉御…」

ツバキ「…くっ!」

カズキ「待って!兄さん!」

キラ「ほっとけや!少し頭冷やしてくるとええわ!」

キイチ「ひぐっ…そういえば…わんちゃんは…?」

ゲンキ「…フブキは…あの爆発に…」

カズキ「そんな…フブキさんまで…あんまりだ…」

ゲンキ「フブキは最後まで男だったよ…最後の最後まで!」

キラ「…ぬいぐるみ…」
キイチ「わんちゃん…」

パーラメント工場

ツミキ「…カラスマ。」

カラスマ「わかっております。」

ツミキ「…頼むよ。」

カラスマ「…はっ。」

ナツキに続いてフブキをも失った金城ファミリー!奇しくも勝ち取った勝利にはおおき過ぎる代償でありました。そしてアマクサを失った四天王は次の刺客であるアスカを差し向けてきます!金城ファミリーは果たして大丈夫なのでしょうか!気になる続きはまた今度!

つ づ く

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