Brave&trigger
□#5合言葉は信頼感
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『おはようございまーす!!』
迅が来て以来、さなえの遅刻グセは段々少なくなっていた。
そして、仕事もスムーズにこなしていた。
金沢「分かったから、早く席に座れ。」
『はいはーい。』
相変わらず金沢部長には、目の敵にされている。
水無々「今日、合コン行く人〜!」
「「「はーい!」」」
水無々「決まりね〜!藍川センパイは多分、また残業があるから却下〜!」
「「「(クスクス…)」」」
『(イラッ!)』
相変わらず後輩の水無々には嫌味を言われている。
今日も、そんな日常になるのかと思いきや、ある人物の登場で会社の空気が変わるのだった。
コンコン!
大体皆が会社に集まってから、ドアをノックする音が聞こえた。
金沢「はい、」
?「失礼しマス。」
金沢部長が返事をすると、ドアの向こうからは女の人の声が返ってくる。
さなえは最初、単なる社員か関係者だと思っていた。
金沢「どうぞ。」
?「ハイ。」
ガチャ…、
『えっ!?』
だが、ドアを開けて入ってきた人物は、意外だった。
さなえはその人物に驚く。
だってその人は、外国人のような女性なのだから。
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