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□大好き!
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「…##NAME1##?」
「あ、はい?」
私が思い出にふけっていると、
二人は心配そうに私を見ていた。
「大丈夫?」
「調子悪いのか?」
…ぷっ、
「…なんで笑うの?」
レッド先輩は、目を丸くして驚いている。
グリーン先輩はと言うと、
大体事情を察したのか
頬をぽりぽりとかいていた。
「二人とも、過保護すぎです。」
「そ…そうか?」
「当たり前だよ、大事だもん。」
レッド先輩の言葉を聞いて、
グリーン先輩は固まった。
…うん、私も二人が大事。
あの事をきっかけで、
二人とまた昔みたいに
たくさんお話ができるんだから。
「…どうしたの?」
「気味悪ィぞ」
レッド先輩は微笑みながら、
グリーン先輩は照れながら。
私の言葉を聞いて、答えてくれた。
「えへへ、二人とも…大好き!」
「「!!」」
私はにっこり笑って、二人に抱きついた。
これからも、ずっと三人でいたいなと思った
今日この頃でした。
20110919