本棚

□大好き!
3ページ/3ページ


「…##NAME1##?」


「あ、はい?」


私が思い出にふけっていると、
二人は心配そうに私を見ていた。


「大丈夫?」


「調子悪いのか?」


…ぷっ、


「…なんで笑うの?」


レッド先輩は、目を丸くして驚いている。
グリーン先輩はと言うと、
大体事情を察したのか
頬をぽりぽりとかいていた。


「二人とも、過保護すぎです。」


「そ…そうか?」


「当たり前だよ、大事だもん。」


レッド先輩の言葉を聞いて、
グリーン先輩は固まった。


…うん、私も二人が大事。


あの事をきっかけで、
二人とまた昔みたいに
たくさんお話ができるんだから。


「…どうしたの?」


「気味悪ィぞ」


レッド先輩は微笑みながら、
グリーン先輩は照れながら。


私の言葉を聞いて、答えてくれた。


「えへへ、二人とも…大好き!」


「「!!」」


私はにっこり笑って、二人に抱きついた。
これからも、ずっと三人でいたいなと思った
今日この頃でした。


20110919
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ