本棚
□窓からハロー!
1ページ/1ページ
ひょこっ。
「…グリーン!」
「うわぁっ!」
「あはは!驚いてやんの!」
「またかよ!お前…普通に入って来いよ!」
俺が、窓からこいつを引きずりだすと。
そいつはにこりと笑った。
…こいつ、##NAME1##は。
俺とレッドの幼馴染って奴で、
俺がジムリーダーになってから
毎日のように遊びに来るようになった。
…来てくれるのはもちろん嬉しいさ。
でもな、
「どうしてお前は窓から入って来るんだ!
毎回毎回…危ないって言ってるだろ!」
「だって普通に入って来たって
面白くないじゃん?」
「面白い面白くないの話しじゃねぇ!」
「…それに、グリーンなら
一番に気付いてくれるでしょ?」
………こいつ、
わざとか?確信犯か?
にっこり笑った##NAME1##を
俺は優しく抱きしめた。
(…気付くけど、危ない事はするな。)
(はーい!次は天井から落ちるから、ちゃーんと受け止めてね?)
(…懲りないな。)
20110920