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□また来ていーい?
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「…は?」


「だから、聞こえなかったの?
家出して来たって事。
だから明日か明後日まで、
グリーン家に泊めてよね。」


いいよね?


言いながら、
勝手に部屋に入ってくるのは
オレの彼女である##NAME1##だ。


「…まず理由を聞かせろ。」


「………いや。」


「言え。じゃねーと匿わねーぞ。」


「……………解ったわよ。」


##NAME1##は不機嫌そうに呟いて、渋々だが少しずつ訳を話していった。


「………転勤?お前の父さんがか?」


「…うん。」


…##NAME1##の話によると、今までこっちで働いてた父さんが、イッシュ地方で働く事になったとか…


で、それにこいつも同行しなくてはいけないとの事。


「…それで、出て来てその後はどうするんだ?」


「…だから、グリーン家に…」


「…親に心配かけるようなバカをおくつもりはない」


そう言うと、##NAME1##は涙目になった。
…確かに##NAME1##の気持ちも解る。
が、さっきも言った通り親に心配をかけてるとはっきり解った以上は、追い返すほか無いだろう。


「…っ、グリーンの大馬鹿!!」


「オイ、##NAME1##っ!!」


部屋から駆け出て、外に飛びだした##NAME1##。
…外に飛び出て辺りを見渡すが、##NAME1##の姿はどこにもない。


「あいつ…ヨルノズクを使ったな…?」


俺もリザ―ドンを出して、あいつが向かったと思われるシロガネ山に向かった。


―――――――――


「…あ、グリーン。」


「うそっ、はや!!」


俺が息を切らして頂上まで来た時には、レッドと##NAME1##。
どちらも呑気に茶を飲んでいた。


「…お茶飲む?」


「茶はいらん!こいつをもらって行く!!」


「い、痛いってばグリーン!!」


ぐいと引っ張ると、抵抗する(当たり前か。)##NAME1##。


「…グリーン」


「あ、なんだ。」


レッドが話しかけてくるなんて珍しい日もあるもんだ。


「##NAME1##の話も、聞いてあげて。」


「………」


…解ってる。


俺はそれだけ言い捨てて、レッドのところを後にした。
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