星空はこんなにも美しい
□第壱話
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『で、話し変わるけどさっきオレ等って言ったよな?ということは他にもいんの?』
ク「あぁ。それなら今買い物に…「たっだいまー!!」ほら帰ってきた。」
玄関には買い物袋を抱え込んで持っている金髪でエメラルドグリーンの色の目の綺麗な顔の青年が立っていた。
身長は…かなり高ッけえ。
アルガと同じ位ありそうだな。っていうことはオレより年上?
つかチャライな。コイツ。
『耳にピアス…。』
?「?ピアス?あぁ。オレのことか。」
金髪君が言った。
ピアスと言ったら君しかいないだろ。
『ねぇ…知ってる?』
?「何を?」
金髪君が何やら興味津々に返事をした。
そうか。
君は好奇心が旺盛なのか。よきことだ。←
『体の一部に穴を空けて身長が170cm以上あると不吉なことがふりかかるんだって。
もしかしたら死…ゴホンッ。』
オレはTVのCMの豆し○のように言った。
オレの頭の中でお決まりのBGMが流れる。
♪ま〜いに〜ち〜ひと〜つ〜ま〜め知識ラン((ry
?「えぇ゛!?マジで!?ヤッベェ!!」
金髪君ことチャラ男はかなり焦っている。しかしチャラ男はやっぱし身長170cm以上あったのか…。
つかこんな見え透いた嘘に騙されてるよ。
笑っちゃうね。
フフフ…。
苦しめチャラ男。でかいのは身長だけか?←
ク「落ち着きなよ。月希の言ったことは真っ赤な嘘だから。」
『おぉーい!!猫!?何簡単にバラしてんだよ!!』
ク「猫って呼ばないで。部屋から追い出すよ。」
『うわぉ☆まさかの追い出す宣・言!!てか来たばっかの後輩君が先輩を追い出すとか…。
それにこの部屋もともとはオレが苦労して安い賃金で探し出したマイホームだし…。』
ク「テンションウザイ。」
クーガは冷たい視線とブラックオーラのダブルコンボをまとっている。
よほど、猫が嫌いなんだなぁ。
まぁ、オレはこのダブルコンボに立ち向かえるような勇気はないんで。
なんせチキンなもんで…。