星空はこんなにも美しい
□第捌話
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レ「ん?何でみんなやらないんだ?」
レイキルが不思議そうに聞いてきた。
オレはその理由を知っている。このカードはきっと例のあのカードだ。
レ「…。アレ?何か手が痺れてきた…。」
レイキルがそう呟いた。
『やはりな!!クーガ!!そのトランプはあの怪しいお兄さんから貰った物だろ!!』
ク「うん。そうだよ。さすがに2度も引っかからないか…。」
レ「おい!!そんなアッサリ肯定するなよ!!オレはどうなるんだ!!」
レイキルが焦って言った。
ク「大丈夫。レイキルなら丈夫だし、自然回復するよ。(多分)」
レ「副生音まる聞こえだっつーの!!!何だよ!!何の恨みがあんだよ!!」
オレと同じこと言ってる(笑)←
それからレイキルが色々と煩かったが、夕方頃には痺れもひいたらしく静かになった。
後々、こっそりクーガにオレの時に渡した薬は何故渡さなかったのか聞くと、もうあれで最後だった、と返してきた。
レイスにはよく毒が塗ってあることが分かったな、と言うとクーガの物は極力触らないようにしてたから、と返してきた。
そしてやっと一日が終わった。
疲れたな。
カード探しは明日で終わりだけど、試験はあと明日含めて3日もまだあるんだよな…。
気が遠くなる。
他の奴らにはまったく会わないけど、みんな元気かな…?
カード集まったかなぁ…?
その夜、なかなかオレは寝付けなった。