星空はこんなにも美しい
□第捌話
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次の朝…
『…何でみんなこんなにもテンション低いんだよ…。』
今日の朝は全員が起きた後、誰も一言もしゃべらなかった。
レ「しょうがねーよ。雨降ってんだし…。」
外は雨が土砂降りに降っている。
これでは外には出られない。
濡れても良いのなら別だが。
もちろん、オレ達はカードも人数分集まっているので外へ出る必要が無い。
…けど、ねェ?
『動けねェってこんなにも苦痛なんだな…。』
そういえば、昨日もそんなこと思ったな…。
レ「そーだなぁ…。」
ク「トランプでもやる?」
『いや、トランプはもうこりごりだから。(どんだけやらせたいの?つかその前に誰も触れねぇと思うし)』
オレがそう言った後は再び沈黙となった。
?「あの〜すみません…。」
と、その時誰かが洞窟の入り口でびしょ濡れで立っていた。
オレ達全員は一斉にソイツを見た。
シャ、レ、ク「「「『えぇ゛!?』」」」
驚くのも無理はなかった。だって入り口に立っていたのは普通のニンゲンではなく、ウサギの姿をしたニンゲンだったからだ。
ウサギは驚くオレ達にそのまま話した。
ウ「もし良ければ雨が止むまで一緒にここにいても良いですか?」
4人は顔を見合わせた。
ク「好きにすれば?」
クーガが答えた。