星空はこんなにも美しい
□第玖話
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あの後、クーガがようやく話してくれた。
どうやら別の日の夜中に襲ってきたらしくてその時に戦って勝ち取ったんだと。
ちなみに、オレだけが爆睡してたんだって。アッハハハハハハ…。←
レイスにも夜に襲われたら神崎は即死だな、って真顔で言われましたよ。
今後気をつけたいと思います!!←
とぼとぼとオレは3人の後を歩いていると、いきなり突風に吹き飛ばされた。
?「オーホホホホホ!!!この間はよくもやってくれたねぇ!仲間もろともくたばりなさい!!」
…はい?
誰?この人?舞妓さんみたいな格好をしてんだけど。
この間?は?え?オレ、この人初めて見たんだけど。
ク「カードの試験は終わったんだからやめてよ。」
今だに突風は吹き付ける。
オレはたまたまそこにあった岩にしがみついている。
隣には、レイス、クーガ、レイキルも岩にしがみついていた。
ん?
オレはレイスを直視した。
?「はッ!!そんなの関係ないわ。さっさと死んでしまいなさい!!熱風章読陣、熱中風!!」
この人も自然魔法を使うのか!!しかもオレと被ってる!!
すごい風と熱がオレたちに吹きつける。
あっつ!!めっちゃ暑い!!
オレは絶対に目を開けないと心に誓った。
だって目ェ開けたら確実ドライアイになるんだもん。オレの目は意外とデリケートなんだぞ!!
その時、レイスが雷を放った。
舞妓さんもどきはモロにそれを食らってそのまま失神した。
『ナイス!!レイスナイス!!』
ク「何レイスとナイスをかけてんの?」
『いやいや。かけたつもりは更々ないから。』
オレ達はとりあえず洞窟へと戻ることにした。