星空はこんなにも美しい

□第玖話
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…しばらく歩くと森を抜けることが出来た。





最初に穴から落ちた場所だ。




そこには一人の女の人が胡坐をかいて座っていた。




?「えっ!?嘘!?もう来た!!」



その女の人はおそらく試験官か何かだと思う。



オレ達は黙ってカードと集めた物をその試験官に渡した。



試「うわッ!!何このドロドロしたヤツ!!」




レ「一応…クレヨンです。」



試「…そう。まぁ、いいわ。じゃあ、貴方達にはもう一つの試験命令をだすね。」




『えぇー!!嘘だろ!?まだあんのかよ!!』



試「えぇ。実はこの森の中に一際大きな大木があるんだけど、その大木の中にあるといわれている”何か”をとってきて欲しいの。」




レ「何かって?」



試「それは秘密。4人でちゃんととってきてね。」





オレ達は残りの2日間でその”何か”をとりに行くことになった。




再び森へ引き返すと、何かおかしいことに気づいた。




『そう言えばさ、クーガは画用紙何処で手に入れたんだ?』



そう。クーガのカードには画用紙と書いてあったが、それを持った試験官が出てこなかったんだ。





ク「え…?今更?何で今まで気づかなかったわけ?」




『他の事で頭がいっぱいで忘れてたんだよ。』




ク「あぁ。そっか。月希は脳が小さいから一つの事しか記憶できないんだったね。」



だからオレの脳はいたって正常だから。しかも”だった”ってオレはそんなこと1ミリも言ってないから。




ク「じゃあ、記憶力の乏しさに引くわー。」




じゃあって何だよ!!じゃあって!!どんだけオレをけなしたいんだよ!!



もー、疲れた。
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