短編(テニプリ)

□バレンタイン
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目の前に差し出された


それはいつも5円くらいで売られてる


「え、あ…ユウジ先輩?なんすかこれ」



「み、見てわからんのかはげっどうみてもチョコやないかっ!!」


そう、先輩が持ってんのは五円チョコ


「もしかして、バレンタインのんすか?」


「ぎ、義理チョコじゃ義理チョコっ!」


「うわ…めっちゃ嬉しいっすわ!!」



やばい、こんなん食われへん…もったいないわ…


「ホワイトデーは三倍返しやからなっ」


「わかってますわ、」


先輩になら10倍にしてでも返せる



「ほな謙也にも渡そ」



「え、!?」







俺が先輩を本気でとめたのはすぐ後の話や

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