MAIN2
□学生生活は楽しいことばかりではない。
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?「久陽」
「?・・・新羅?」
終礼時間に声をかけてきたのは
「変人メガネの岸谷新羅だ」
新「ちょ、それ酷くない!?」
「忘れられるよりましだろ」
新「いや、確かにそうなんだけどね?でも覚え方おかしくない?」
「よし、じゃぁ、変人メガネから変態メガネで」
新「悪化してる?!だけどセルティについて僕は変態といわれても構わないけどね!ああ、そういえば今朝・・・・・」
お前、小学生の時よりかなり変わって・・・・・・・ないか。てかセルティってどなた?
なんか語りだした新羅をスルーしてれば、隣に静雄がいた。
あれ、若干もじもじしてないか?
「・・・静雄?どうした?」
名前を呼べば少しビクリとした後、ぱぁぁ、となった。
え、何なんかあったの?
静「覚えてたのか?」
「当たり前だろ」
そしたらまたパァァとなった。
・・・・・・若い子の考えることは良くわかんないなー・・・(←精神年齢三十路)
新「良かったね静雄」
静「・・・・・・」
「え、何が?」
何か俺だけ置いてかれる状況になってると、
ピンポンパンポン♪
『一年三組の津川久陽さん、先生がお呼びです。至急職員室に来てください』
「・・・・・俺か」
さっきの放送を聞いて新羅に呆れた。
新「入学早々呼び出されるって・・・・君何やったのさ」
「・・・・・あれだ。今朝一緒に登校してたやつを工事中の穴にポイッと・・・・・」
銀「ポイッで済むかぁァァ!!」
ガラッッッ!!!とドアを壊す勢いで現れた銀時。
そのまま俺の方にやってきた。
銀「マジでポイッじゃ済まねぇよあんなもん!何?お前俺に恨みでもあんの?!つか仮にもヒロインがすることかぁァァァぁ!!」
・・・・・なんかあまりにも顔が必死だったので。
「・・・・な、なんかごめん」
素直に謝った。
銀「そうだよ、初めっからそうすれば銀さんも怒らなかったんだよ。昔から人は・・・・・」
「なんか語りだしちゃった」
ピンポンパンポン
「あ、呼ばれて『(桂)えーテステス。我らと再び剣を取ろうではないか皆のもの!!我ら攘夷志士・・・』俺&銀「「何やってんのあいつ!!!」」
「ちょ、新羅、静雄!カバン頼んだ!!」
自分のカバンを静雄にパスし二人で放送室に向かった。
静「おい、久陽、?!」