ＭＡＩＮ２
□学生生活は楽しいことばかりではない。
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一年三組。
「はよざいまーす」
ガラリ、と教室に入れば、元々先生の生徒を呼ぶ声しか聞こえなかった教室がもっと静かになった。
「・・・・・？あれ、ここ三組ですよね」
先「・・・・津川、ここは確かに三組だ。それに遅刻だ、さっさと席に着け」
「はーい」
自分の席は窓側の最後から二番目。
そこ、王道とか言わない
ふと、窓からグランドを見れば銀時が校舎に入っていくのを見えた。
おお、あれから抜けれたのか。
先「津川、次」
あ、自己紹介か。
「津川久陽です、趣味は友達(銀)いじりです。一年間よろしく」
ぱちぱちと生徒から拍手が送られた。
生徒の自己紹介もあとの方に来た頃、
静「・・・・平和島静雄です」
ん？どこかで聞いたような・・・・・・・、
見てみれば、小学生の時に別れた幼馴染・・・、だけど
「(あれ、金髪になってる・・・！？)」
え、何、お前俺のいなかった中学時代何があったの？ぐれたの？ぐれちゃったの？確かに若干見た目も性格も反抗的だったけどさ、可愛かったお前はどこ行ったの、弟的存在のお前はいずこへ？！
できれば、ぐれて欲しくなかった事を願っていた幼馴染。
お姉ちゃんは寂しいよ。
幼馴染じゃなく弟扱いなのかというツッコミは受け付けません。
キーンコ―ン・・・・・・・
「！・・・・」
そうこうしてるうちにＨＲは終わったようだ。