『こんの天パ野郎ぉぉぉおおおおお!』

「え、ちょ、ギャァァァァアアア!!?」


一やられたら十倍にして返せ
これ、神楽家の家訓ね



【第21幕】



Noahの遊びにまんまと嵌められた一美は、早速奴らの楽屋を訪れ、そのままの勢いでティキをフルボッコにした。
途中でアレンが「顔です、顔!」と言ったので顔を多めにボコしておいた。

傷害沙汰?いいや、ちゃんとロードって奴から許可はもらった!(事後だけど)


『てめぇのせいでな、あたしがどれだけ悩んだか分かってんのかコラ』

「一美、ティキはもう再起不能さ」


一美の足下には、ぐったりとして動かないティキが。
自分の血で「一美」と書こうとした跡があるが、それは見なかったことにする。


『あぁ?じゃあ、そこの金髪と黒髪!面貸せや』

「「ヒィィィイイイ!」」


双子はガタガタとお互いを抱きしめながら震えている。
暇つぶしにからかった女が凄腕の武術家とは誰も思わないだろう。


「一美、もういいじゃない。“こんなの”にかまってたら打ち上げの時間が減るわ」

『マジか。今回はこれくらいで許してやる』


リナリーの天の一声(?)で一美の意識は完全に打ち上げに向けられた。
ロードを除くNoahのメンバーに多大な恐怖を植え付けた一美であったが


『あ、お前らの音、いいな。今度は正々堂々と勝負しよう』


という一言で、見事に彼らのハートを打ち抜いたのはまた別の話であった。




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