□プロローグ的な何か
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ルギアはいつもの様に海の底で
眠っていた…

すると何処からか少し大きめなタマゴがこちらに流れてくる

「…!?」

あわててキャッチ。

ルギアはたまたまキャッチしたタマゴを我が子のように大切に育てました。 そして…

バリバリ…ぱかんっ!

ついに産まれたのだ。

でも現れたのはポケモンじゃなかったのです。

ルギアはその姿を見て、目を見開いた。

『ぱーぱぁ?まーまぁ?』

人間の子でした。
でもおかしい。
普通 人間の子は大きな泣き声をあげて産まれてくる物だ。
でも この子はもう、しゃべっているじゃないか…

ルギアはビックリしすぎてフリーズ状態だ。 この後起こることにもっとビックリするなんて
本人は考えてもなかった。

『あーうー!』

「…は?」

小さな破壊光線を吐き出す子供と、唖然なルギア。

海の底にいるのにくるしそうじゃないし、まさかとは思っていたルギアだが、今、やっとわかった。

このこは……
人間とポケモン ルギアが混ざっているんだと…

ルギアはその子に彩巴と
名付けました。


「あっちいけ!化け物!」
「彩巴様、申し訳ございません!どうかお許しを…!」

人間からは暴言や暴力。
ポケモンからは謝りの言葉。
ボクが何をしたというの。
ボクはみんなと遊びたかっただけなのに。
辛いよ……

おやすみなさい。

「何もしてやれなくてすまない…」

ボクのパパが悲しい顔で謝るの。

『パパは悪くないよ、ありがとう。』

パパの悲しい顔でなんてみたくないからくっ付けた笑顔で笑うの、

おやすみなさい。

長い長い眠りについた。
 

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