□奇跡が起ころうとしている
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サトシver

「…ん…少…少年!」

誰かの声が薄っすら聞こえる。
俺はここがどこなのかまったく理解出来ないでぼーっとしていたら、突然ピンク色の光が
目の前に広がった。

「ここは…!?ピカチュウ!」

俺のピカチュウは、どこにもいない。

すると、小さなピンク色の光が現れてこう言う。

「彩巴を 助けて!」

謎の光は俺に 彩巴を助けて欲しいと、頼んでくる。

「え?彩巴って!?ここはどこ?俺のピカチュウは!?」

「ここは貴方の夢の中です。
彩巴は小さめの白い女の子。助けてあげて!
もう時間が…それではまた会いましょう。彩巴を…」

ここで俺の夢は終わった。

目覚めた時は夜明け。
隣でピカチュウが気持ち良さそうに眠っていた。

「なんだったんだ…」

彩巴という白い女の子を助けて欲しいと頼んでくるピンク色の光。
最後の言葉はよく聞こえなかったけど、また会いましょうって…

今日からシンオウ地方で旅なのに、あれから眠れなかった。
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