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□さぁ、一緒に
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ここは稲妻総合病院。
ジェミニストームとの戦いで負傷した俺ら、雷門離脱メンバーはテレビ等で報じられる新生雷門イレブンの活躍を嬉しく思う反面で妬んでもいたんだ。
「暇ー…」
俺のベッドにやって来たマックスは大分退屈そうだ。
この入院生活にしびれを切らしたのだろう。
それに、俺は明日マックスより早く退院する。
風丸達とサッカーの練習をするつもりだ。
雷門を倒すために。
強さを見せつけるために。
しかし、マックスだけは中々良くならず、まだ退院の見込みもない。
早く一緒に必殺技の練習したいのに…。
「暇、とか言いつつ俺と離れたくないだけじゃないの?」
なぁんて、冗談半分で言ったのにマックスは顔を真っ赤にして俯いていた。
あぁ、こんな純粋な彼も退院が確定したらこの石を手にするようになる。
そしたらマックスも………。
「マックス…」
「半田…」
ゆっくり抱き締めてやった。
これが最後かもしれないから……。
次会うときは
さぁ、一緒に
あとがき
ぐだくだw
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