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◆貴殿が目を覚まされるその前に
『……元譲殿、失礼致す』
書簡を抱えながら、元譲殿の私室の戸を引く
目に入るは、机に突っ伏して居眠りをする元譲殿の姿
彼の周りには、書簡が山のように積まれている
おそらく、その半分以上が丞相のものだろう
文若殿がぼやいていたのをふと思い出した
『気苦労、お察し申し上げる』
傍にあった手頃な羽織を元譲殿の肩にかけ、私は書簡の山に手をつけ始めた
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芙蓉姫孟徳軍ver.みたいなポジションのヒロイン。
戦場を舞い、駆け抜ける武闘派。
普段は職務に追われる日々を過ごしてますw←
元譲さんのことは尊敬してるし好きだけど、積極的にアプローチ出来ないのヒロインなのです。
だから、こっそりと支えになりたいとかそんなのが俺得( ´艸`)←