◆見とれよ、見とくわ


『アンタも、えらいとこまで登りつめたなぁ』

「なん?」

『今や天下のビッグのストライカーやで、サブやけど』

「サブは余計や」

『ほんまのことやん。ビッグのエースは比護さんやし。ヒデさんのライバルっちゅーんは自称やし。』

「う……」

『まあ、また根気良う見といたるよって、気張り』

「え?」

『ウチは、アンタが鼻垂らしてた頃からアンタを見てるんよ? Jリーガーになるんや言うてたアンタを今まで』

「はっ……鼻なんか垂らしてへんわ!」

『ツッコむとこそこかいな。まあえぇ、兎に角ウチはとことん付き合ったる』


せやから、アンタははよビッグのエースかヒデさんのライバルになり!


(おん、見とれよ。どっちも直ぐになったるさかい)
(アンタ、昔から口だけはデこう叩くからなぁ)
(口だけちゃうわ!)
(ま、貴大はここでは終わらん器やしな)
(お、おん! せやからちゃんと見とれ!)


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「武者震いッスよ……!」でオトされました真田君←

映画面白かったです(^∀^)♪