Ss.
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◆憎さ余って何とやら
『踏み込みが甘いッ!』
「うわあっ!?」
バシィッと、振り下ろした竹刀が音を立てながら炸裂する
毎度のことながら、何と容赦のない一撃か
『今日の稽古はここまで! 各々、日々精進すること!』
「ありがとうございましたッ! 姐さん!」
嗚呼、また隊員たちは彼女に心を捕らえられた
嗚呼、日々男を魅了するお主が憎らしい
(お主を総て拙者のものとして囲い込んで仕舞いたい)
(何を言っている、私の総ては既に万斉のものだろう?)
(……憎さ余って愛おしさ百倍でござる)
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やんでれ万斉さん好きよ……(*´∀`)!
でも結局はハッピーエンド、悪いようにはならないのが好きですw
鬼兵隊の隊員たちに「姐さん」と慕われる男前剣客ヒロインが書きたかっただけ←
どえむの心をくすぐるヒロインに、万斉はさんは殺したいぐらいやきもき嫉妬してたらいい←