Ss.


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◆図書室ではお静かに


「おい」

『何?』

「お前、この話好きなのか?」

『まあね。因みに私はエドガーの方が好きよ、世に好かれるのはエドウィンみたいだけどね』

「本当か!?」

『えぇ、エドウィンよりエドガー派』

「俺もだ、俺もエドガーが好きなんだ!」

『あら、私、貴方とは気が合いそうだわ』


(俺もそう思う! お、俺の名は、)
(自己紹介しようとしてくれてるところ悪いんだけど、図書室では静かにするのがルールよ?)
(わ、悪ぃ!)


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エリオットとは読書の話で盛り上がりそうですw

ヒロインの「まあね。」以下の台詞には「貴方もどうせエドウィンが好きなんでしょう?」的な意味が含まれています。

剣術も嗜むちょっぴり排他的なクールなヒロインと、沸点の低いエリオットの甘酸っぱもどかしい話……を連載しようかしら←
 

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