相談師物語

□六章
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「いってぇー俺の右襟足ちゃんをぉぉ」

喫茶店の中で叫んだ赤い髪の毛の少年を辺りの人達は見た。

『保兎木・・・うっさいな・・・俺、お前と14年間一緒だったが初めて保兎木を苦手になりそうになった。』


「相田ぁ、ごめんって実はな・・・双子の美羽が《季佐ちゃんは、パンク似合ってますけど・・・スカートも似合いますぅ》とか言ってなその後に沙羽が来て一緒に俺にスカート着させようとして遅れたんだよ」

半泣きの保兎木を無視しながら玲は、ある新聞の一画を見た。

(女優・・・ナホ、相談師紅谷のでっちあげを言い有名女優と社長を敵にまわす・・・馬鹿だな・・・なお、ナホは一時活動休止。言ったじゃないか・・・敵にまわすって)






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