短編小説

□ヒロイン奪取作戦
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***



数時間後…


神楽と定春は目を覚ますと同時に銀時に怒られた。


ミッション失敗ネ…

ちくしょうと思い、未だにガミガミネチネチうるさい銀時を見る。



なんだか変な夢を見ちゃったせいで、銀ちゃんをみるとドキドキするネ…。



「あぁ?聞いてんのか神楽ぁ!」


「聞いてないアル」


「聞けやっ!」


「イヤアル」






その日から、ちょっとずつ…本当にちょっとずつではあるが、神楽の銀時に対する気持ちに変化が見られるようになる。


そしてヒロインの座なんかよりも、もっともっと大切なものが、意外にも近くに存在していた事に気づくのだった。





そしてその日、なんとなく目が覚めて、一部始終のやりとりを聞いていた定春は、そんな神楽の変化を見て、坂田銀時の作戦勝ちだワン!と思うのだった。




おわり。
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