夢物語

□E
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次の日。


帰ろうと、校門を出たら。
「君、ちょっといいですか?」
「え?」
振り向くと、昨日チョコを下駄箱に入れた相手が私の視界の中に。

ど、どうしよう…まともに顔、見れないよ…!

「君に話があるのですが、ここではちょっと…
一緒に来てくれますか?」
「は、はい…」

そうして私たちは校舎の裏へ。

「ここならいいでしょう」
「あ…あの……話って……?」
そこで言われたのは。
「昨日のこれの事なんですが」
手に持っていたのは私が下駄箱に入れたチョコレート。
包みも開けてなかった。

開けてないって事は迷惑だったって事だよね?
私の恋も終わった…

「ありがとう。嬉しかった」
え?
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