夢物語

□空からの帰り道
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「しっかし、ただ乗ってるだけってのもヒマさ〜…」


突然そんな事言い出して。

「は?何言ってんの裕次郎?」

「ちょっと動かしてみっかな〜」


立ち上がると、手すりに掴まってゴンドラを急に揺らし始めた!!

ちょっと…揺れる〜!!怖いよ!!


「ちょっと!!何すんの!?
怖い!!怖いってば!!」

「え、そう?」

すぐに揺らすのをやめてくれたけど。

「もうほんと、怖かった…
ただでさえここ、足つかないってのに…」

「あ〜…わっさんやぁ…」
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