夢物語
□サプライズ
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そして、クリスマス当日。
「メリークリスマス!!はい、プレゼント!!」
「あい?わんに?」
「そうだよ。クリスマスだもん、プレゼントくらいしたいし。
これ、似合うと思って。ね、見てみて」
「お、おう……」
「これ……香水……か?」
「どう?気に入ってくれたら嬉しいんだけど」
「……いいな、これ…」
「ほんと?ね、つけてみて」
「…わかった」
そして、私がプレゼントした香水をひと吹きしてくれた。
香水を身につけた彼は。
なんか、いつもよりずっと大人に感じた。
「悠菜、にふぇーどー…」
気に入ってくれた…かな?