あ、そこの人。短い眠りなんてどうでしょう?

□俺のドキドキを返してください。
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「富松ぅぅぅぅぅうううぅぅん!!」

「!?な?!倉本先輩!
何しに来たんですか?!って痛い!!」
「会いたかったよぉぉおう!!
俺の天使ぃぃいい!Angelぅぅぅう!」

ガバッと音が付くぐらいに勢いよく飛び込んできたのは倉本先輩。

何か月か前にこの世界に来たという謎の人。
もう一人、如月先輩と言う人が来た。


俺はこの人たちを別に悪くはおもっていない。

でもかといって…少し苦手な面もある。


例えば、この先輩なんか…

「くっ、苦しいですよ!急に抱き着かないで下さい!」

「だめだ。私の本能が言うことを聞かないんだ!」

「どんな本能なんですか!?知りませんよ!!」

いきなり抱き着いて来たり、Angelなんて意味の分からんことを言ったり、
(天使と言う意味らしいけど…)

とにかく、恥知らずの人…です。




でも、何故か俺はこんな先輩を


好きになっていました。





理由ですか?知りませんそんなの。
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