そこの人待とうかっ!-書き直しなう!-

□ぷろろーぐ。
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「いやぁ、やっぱり夢小説の始まりってほら、”変な所へ迷い込んだー”とかさ、
”下に穴が開いてー”とかだよねー。まだ知識不足のわたしが言うのもあれだけど。」
「大体あってるんじゃない?んで、忍術学園へいく方法といったら”1年三人衆に合う”とか”実習中の人に拾われる”とか、”利吉さんに連れってってもらう”…的な。あぁ〜トリップしてみたい」
「だねー。あ、智香ちゃんが思う理想のトリップの仕方って?」
「うーん…ロマンチックに空から降ってくる天女様…的な?っうわ。自分で考えたらきもちわるいわぁ〜。」
「あはは!!私はねぇ…」
今日わ。主人公の…って自分で言うと変だな…とにかく
一応  主人公の倉本 智香です。ただ今登校中。
親友の美紗紀ちゃんと共に熱心に夢小説を語り合い中。
この頃の生活にやや飽きというか、たまに現実逃避したくなるときがむしょーにやってくるのだ。
その度に美紗紀ちゃんと語り合う。この時が楽しくてしょうがない。
あ〜あ。なんでこんなだめ人間になってしまってんだ俺ぇ…(泣き)

とりあえず、この生活を変えてくれる何かが…そう、あの、「すごいスリル〜」が
今まさしく欲しいのである。誰かくれないかなぁ。
…そう考えてしまったのが運のつきでした。

すごいスリルが待ち構えていたのはそう…、すぐそこにいたのです。
今思えば、こんな生活でもすごく楽しくて…失ってからきずくってこういうことだって心底思ったんだ。









きっと。
あ、保障はないんで。
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