そこの人待とうかっ!-書き直しなう!-
□第4章〜もしも自分がボケになったら〜
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土井先生と学園長先生からの冷ややかな視線を受けつつ、学園長先生の話に耳を傾ける。
「じゃから、倉本は五年ろ組で、如月は、四年い組じゃ!!」
…と。IGUMIDATO!?
あの空気に入っていけない!!
しかもい組って…一番頭いいとかなんとか。
「学園長先生!!私はは組がいいです!!」
思いっきり綺麗に手をピシッとあげた智香ちゃん。
おぉ。何とも綺麗な手だこと…違う!!
「学園長先生?私も、さすがにい組はちょっと…せめては組でww」
「学園長先生お願い!!」
「ちょ…タメ口ってww」
「美紗紀!!なんでそんなにwwしているんだっ!!そんな言葉は使っちゃいけない!!」
「はっ!!嘘だ…私がそんなにwwしているなどと…」
「どうしたんだ…いつもツッコミの美紗紀がそんなに…」
「分からない…だが、ここらへんにボケにさせるような空気があるんだ…。」
「空気!?もしかしてまた天井裏に…」
智香ちゃんが上を見上げ、スクッと立ち上がった。
「智香ちゃん??…そうか!!つつくのね!!」
「ちゃう!!つつくんやない!!」
アレ。いつもと逆転している。
智香ちゃん=ツッコミ
私=ボケ??
「そそそそそおそそそんなはじわあぁぁぁぁあ!!」
「噛んでる!!噛んじゃいけないとこで噛んでる!!」
「そんなはずはああああっぁぁっぁぁぁあああ!!」
「どうすればそう言えるんだよ!?」
「あぁ…もう駄目だ…精神的に??」
「大丈夫だっ!!お前ならまだ生きられる!!!!!」
「智香…いままで…あ……りがとう…^^」
「美紗紀!!いやああっぁぁぁぁあああ!!」
『ハイカットー!!』
そんな会話を繰り広げていると、やっぱ天井裏から声がした。
かっと??この世界にもあるのか…??
「てか誰やねん!!」
「おっ、ツッコミ復活ww」
さて、どうしたものか。