04/16の日記

18:09
「あぁ、このこ俺の彼女。」
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「とーもかっ!!」『うをぉ勘ちゃんかぁ…どうしたの?』
「一緒にお昼食わない?」

あー…お昼かぁ…
『ごめーん…一緒に食べる人居るんだよ。』
「えー、以外。俺たち以外に仲いい子居るんだぁ。」
うわぁー失敬な奴!天然なのは知ってるけど流石に傷つくわぁ…

「でも智香。」『うわぁ!へ、兵助…』
いきなり背後から出てくるなんてとても吃驚するじゃないか。
「今日の昼ごはんのパン、社会の授業中に食べてたしないか?」

あー…なんだそのことか。
『大丈夫さぁ!購買があるし。』
「え、でも購買って修羅場って聞いたことあるぜ
?」『八左エ門―――っ!!』
たく、お前らは人を吃驚させたいのか!(兵助含む)

『修羅場ねぇ…確かに修羅場って言えばそうかもだけど…楽しいところだよ?』
「今度俺も行ってみようかなー弁当忘れたとき。」
『あぁ、行かないほうがいいかも。勘ちゃんは。』
「「俺らは?」」『……行かないほうがいいよ。』

じゃあ、と私は席を立ち、待たせているであろう一緒にご飯食べる子のもとへ向かった。財布準備おk。


「あーあ。今日も行っちゃったね。」
「つーか彼奴、一年以上一緒に居るのに得体しれない所あるよな。」
「そう言われれば…そうだな。」「誰と食べてるんだろうねー。」
「アイツじゃね?」「おわっ!!三郎!」「っよ。」

ぬっと三郎が俺らの中に割って入ってきた。吃驚した―…。
「僕もいるよ。」ひょこっと三郎の後ろから雷蔵も出てきた
「雷蔵!…三郎、アイツって?」「まぁーまぁー…それは、これから確かめようず。」

これから…?俺ら三人はよくわからないが、三郎と雷蔵がニコニコしていた。
「「尾行しよう!!」」

・・・本当は修羅場の購買を書きたかったけど面倒になったので次に回す・・・

『さーって購買行ったし、美紗紀のとこにいっかなー…』

「が、ガチで修羅場だった…」
「なに彼奴(智香)…めっちゃ強かったんだけど…」
「ちょっと、怖かった…いつもの雰囲気が全くなかった…」
「うん、知らないほうが…よかったのかも。」
「「「「激しく同意…」」」」
『美紗紀―――!!』「智香ちゃ―――ん!」ひしっ!!
「『お昼食べよう!!』」 おお〜…と周りから歓声が聞こえた。見事なハモりっぷりを!
さてはて紹介しよう。いまひしってしたのは我が嫁…じゃなくて、彼女の如月美紗紀ちゃんです!
一学年の子です。家が隣同士で昔っから仲がいい。親同士も仲が良くて、親同士で旅行へ行ったりね…。
ハッキリ言って、迷惑この上ない。

帰ってきたら机の上に【美紗紀ちゃんの親と旅行にいってきます☆一週間ちょっとで帰ります。by母】って言う手紙が貼ってあったり。
=私たちを置いて。
そんなこんなで不自由だから、美紗紀と一緒に暮らしたりしていて…仲がいい。

『ごめんねー…購買行ってて遅くなったー。』
「いいよいいよー。また智香ちゃんの勇姿が見れたしww」
『あぁ、見に来てたのか…決して美紗紀はあの中に入っちゃだめだからね?』「わかってるっていうか、入りたくない。」
『それでいい!じゃあ、屋上に行こう――!!』「お――!!!」
私たちは、まだ気づいていなかった。あいつ等が影からこっそりと後をつけてるということを。


「うわ、誰あの子可愛い――!!」「一年の如月美紗紀ちゃんって言う子。」
「え、雷蔵知ってるのか?」「知ってるも何も、私たちあの子と登下校一緒だもんなー、雷蔵。」「うん、智香ともね。」
「なんだと!?」「えー、いいなぁ三郎と雷蔵!!」
「まぁまぁ、屋上だってよ。私たちも行くか。」
「あのさ、一つ言いたいことが…」「どうした?兵助…」

「智香のあの(修羅場にいた時の)姿を“勇姿”って言えるの、凄いな。」
「……。」「まぁ、」「スルーの方針で。」



そして、屋上でお昼を食べていた私たちのところにクラスの奴が入ってきて賑やかになった。
はぁ、また美紗紀の存在を同じクラスの奴らに知られてしまった…はぁ。
くそ…。


知られたくなかったぁ―――――!!

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