07/06の日記

19:47
日直だもの!
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【〜…♪】ブーブーッ
今流行のアニソンとバイブ音が部屋に響いた。
…なんだよ…。まだ五時だよ…こんな時になんだよ。
朝弱い私にとって、起こされるなんてマジであり得ない。機嫌悪い。

『(誰だよ――…)はぁ〜いもしもし…』
携帯を開き、ひっくい声で電話に出た。
【おはよー。っうわ機嫌悪そっ!】
『…は?死ね。』
【おいおい…いきなり死ねって酷いだろ。】

この声は、同じクラスの竹谷八左エ門。
せっかく起こしてあげたのに〜っと拗ねた声で言ってきた。
…はぁ?誰が起こせって言ったんだしかもこんな時間に…。

【…あのさぁ、わかってる?今日日直だぞ。】
『…何そのピーンと来るワードは…ってはぁっ!!?』
【やっぱ忘れてたかww】

今日は月曜日…。
土日後の日直って忘れるだろ!くっそう!
『…ぁあっざぁぁっす!!起こしてくれてあざぁっす!!』
【はっはは!まぁまぁ、やり直し嫌だしな!称えよ!!】
『土をー♪』【wwwww】

解る人はわかる。土を♪の意味を。
【じゃあ、遅れずに来いよー。】
『うん!八様マジで神だわ!!じゃあまた学校でー。』
【おうー。】




おっし!準備しよう!!
『(まず美紗希にメール…)』
と、朝食作って…着替えて…準備して…つーかお母ん…どこに消えた…。
昨日までは居たのに…まぁいいか。
一番大変だったのが髪のセット。毎朝大変なんだよ。
三十分はかかるんだよ。


『っさてと…』
準備オッケー!!自転車に乗って…
『レッツg「よっす。」…っしねぇぇぇ!!』
全力でこぐぞ…逃げるぞ!!

こいでるよ!↓

『っひゃっほーい!!』
「何事!?」
さて誰が声をかけたかというと…
まぁ、忍ヶ丘高校2-1の日常。を見てたらわかるんだけど…

『ぃぃぃぃいい嫌ああぁぁぁ!!』
「まてまて…私が何をしたんだって…」
『……何もっ!!』
鉢屋登☆場!的な流れで入ってきた三郎。
そうだ…此奴、家近いんだよ…此奴。だからいるんだよここに…
もはや三郎の家、私の家から徒歩五分的なぐらいだから!あり得ないほど近いから!

「流石の智香も今日に限っては遅刻しなかったな。」
『いつもしてねーし。つか、三郎も自転車か。』
「まぁ、今日くらいな。午後委員会活動あるみたいだし。学級ってすることないからすぐ下校だしどーせ。」
『私委員会入ってないからすぐ帰るわーwww』
「…いやいい加減入れよ。」
『学園長先生からお許しもらってるもんっ☆』
「もんとかいうなし。」
『ははは、今自分でもキモいと思ったw私にもんはあわな―――っちうあああ!!』


ここではっとしたことに気付く。
「な、なんだよ急に大声出して…」
『…弁当忘れた…。』「は?」
今日は珍しく自作弁当だったのに(作った)早く行こうの一心で忘れてた…

『…終わった。今日も購買か…あぁ、体力減るわぁ…』
あそこさ、意外と疲れるのしってた?

「…コンビニ寄ってくか。」
『同情なんてよしてくれっ!!』
「いやしてねーから。私も忘れたからだから。」
『…嘘だろ?』
「…ここで嘘ついてどうするっての。」
『…まぁ、付き合ってやらないこともない。』
「あぁそ、じゃあ先学校行ってな。」
『すみませんすみません。一緒に行かせてもらいます。』

つーわけで行くことになった。
…で、まぎれもなく遅刻してやり直しになった三人でした。

八「なぁ、俺出番欲しいっ!!」

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