SkyAndYou
□第5話
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午後の授業が終わった。
後は夕食を待つのみ。
大概の生徒は談話室に向かうが、
私は魔法薬学のレポートを終わらせるため、図書室に向かった。
相変わらず、魔法薬学のレポートは多い。
羊皮紙2巻とか普通だ。
…スネイプめ、絶対あいつから点とってやる。
そんなことを考えていたら、いつもの場所に着いていた。
しかし、今日は先客が。
「ジョージ」
「やぁ、なまえ」
笑顔でこっちを振り向いたジョージ。
机を見ると教科書やら羊皮紙やが並んでいた。
「ジョージもレポート?」
「まぁね。なまえもだろ?」
「あぁ」
荷物を置いてジョージの隣に座る。
手元の羊皮紙を覗き込むとまだ一行しか書かれていなかった。
…今まで何やってたんだ…
「そういえば、今日は一人なんだな」
「フレッドの奴、今頃フィルチに追いかけられてるぞ。きっと」
「ふぅん…(また悪戯か)
それより、どうしてここへ?」
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