□嫌い、でも‥‥好きだから、
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「ハイド、‥好き。‥…愛してる。」
「うん‥、知っとるよ。」
「………。」

ねぇ、言ってよ。
ハイドも、あの言葉を。


どんなに愛してる、と言っても。
好きだ、と言っても。
ハイドはそれに頷いて、しってるよ。と答える。
ねぇ、ハイド。
俺のこと好きで付き合ってるんだよね?
ラルクのメンバーより、
誰よりも俺を愛してるんだよね?


でも、なんで?

「あ、‥んぁッ///もっと、突い てぇッ!!」
「は、ハイ‥ド。愛して、る。」
「う ん、‥‥あ、ぁアっ///」


ハイドに突いているのは、
この行為の主導権は俺のはずなのに、
なんでこんな、虚しい気持ちになるの?









俺は数ヶ月ハイドとは連絡を取らなかった。
いつも俺からの連絡をしていた。
そこから俺は疑わなきゃいけなかったのかも知れない。
“ハイドは俺を好きではないのだ。”と。

もし、好きなら
愛してくれてるのなら、
きっと連絡してくれるはずだ、と信じてわざと連絡をしなかったのだけど、気づけばもう3ヶ月ハイドと連絡していなかった。

何度ハイドのメモリを開き、通話ボタンを押しそうになったか。

常にハイドのことを考えてしまい、仕事はできない。
夜、寝ようとしてもなにかが足りなくて寝れない日が続く。


なんで、だよ。
好きじゃないのに、なんでこんなに俺を支配するんだ、
―嫌い、
―嫌い、
―ハイドなんか、嫌い。
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