捧
□affection
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俺はハイドを愛しているし、
ハイドも俺を愛している。
ハイドは確実に俺だけを想っている。
愛してくれてる。
他の誰よりも…俺だけを。
自意識過剰だのナルシストだの言う奴も居ると思う。
でも、本当のことやから仕方ないやろ?(笑)
それにしても‥コイツはなんでこんなに可愛いんだろうか…。
隣でスヤスヤと寝ているハイドに目を向けた。
長いまつげ‥
高い鼻筋‥
ほんま…女みたい(笑)
「ハイド…ハイド。朝やで…起きて」
髪を撫で優しくハイドに呼びかけると、ゆっくりと瞳を開けた。
「…あ、けんちゃん‥おはよvv」
「おはよう、ハイド」
まだ焦点の合っていない寝ぼけた顔。
「けんちゃん、オハヨーのキスわぁ?」
「あ〜はいはい(笑)オハヨーvv」
そっと、触れただけのシンプルなキス。
自分から求めたくせに顔を赤くして照れてる表情‥。
ハイドはあまり積極的ではないが、キスはよくハイドから求める。
ハイドが言うには俺の唇は幸せが一杯詰まってるんだって。
以前シラフで言われた事がある。
あの時はマジで恥ずかしかったな〜…。
*