銀魂

□sweet heart
1ページ/1ページ




春は昼寝に最適だ。

心地良い風、暖かな日差し、ほんのりと香る花の香り

そんな春の日に寝転がっていると自然と瞼が落ちてくる。

(まぁ、俺の場合は何時ものことですがねィ…)

ドタドタッ

「こらぁ!!てめーなにさぼってんだー!!」

(また、怒鳴ってまさァ…声涸れねぇのかねィ?)

なんて思いながら真横に来た土方さんの腕をヒョイと引っ張った。

「うわぁっ」

突然のことに土方さんは体勢を崩して俺の上に倒れ込む。

「っテメー!!何しやがんだ!!」

また怒鳴りだした土方さん
俺は気怠げにアイマスクを取ると土方さんを押し倒した。

「土方さん、ウザいでさァ」

「お前、ふざけんのもいい加減にしろ!!」

「はぁ…少し黙りなせィ…」

土方さんの口をキスで塞ぐ

「…」

真っ赤になった土方さんの上からのきながら

「見てみなせィよ…」

と上を見上げさせる。

「――すげぇな…」

「だろィ?」

俺たちの頭上には満開の桜が咲き誇っていた。

「土方さんにもコレ、見せたかったんでさァ」

微笑みながら言うと

「…あ、ありがとな。でも…仕事もしろよ?」

土方さんも珍しく柔らかな笑みを浮かべた。

(アンタの笑顔も綺麗でさァ)

そんなことを思いながら土方さんの手をそっと握ると握り返された。


春の暖かな日差しの中で大好きな人と過ごす幸せなひととき

(そんなもの、そう長くは続かねェ…それでもそうやってが過ごせるひとときがあるなら甘く過ごしても悪くねぇだろィ?)


fin.


.
どうしても桜ネタで書きたかったんです…←

よく分からない文になりましたね。

そして…無駄に甘いですね…

ここまで読んで下さりありがとうございますm(_ _)m
.
転載と同時に加筆修正しました。


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ