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□永遠の誓い
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今日は私達二人の特別な日。
私のポケットの中には思いを乗せたものが。
出会ってからは何年も経っていて
そこからお互いに好きになって
やっと私が告白してから7ヵ月目の今日
いつもなら積極的なんだけど
これに関しては何週間前からか悩んでいた
これからもずっと一緒にいたい気持ちがどんどん膨らんで
ついに決断したプロポーズ
「結婚」という二文字が陽菜にとって重くないか
まだ早くないか
なんて妙にネガティブだった私を
背中を押したたかみなの一言
「にゃんさんも絶対に優子のプロポーズ待ってるよ」
私が信頼してるたかみなが言うんだもん
大丈夫に決まってる
.そして一生懸命シチュエーションを考えたんだけど…
結局は私の家に陽菜を呼び出すことにした
告白の時と同じ場所。
もっと何か雰囲気のいいところに
呼び出せばよかったかなぁなんて少しだけ後悔してる
ちなみに今陽菜はご飯を作ってる
天才肌の小嶋さんは私のために
いつからか私よりも料理がうまくなっていった
しかも今日は難易度の高いグラタンを作っています
その間に私はいろいろ考えつつ待っている
あー、どうしよう
結局陽菜の顔見たら緊張して違うこといっちゃうからなぁー
よし、その場のノリで何とかしよっか…
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