SS
□鈍感
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「何だよ、優子のやつ、私を放置しちゃってさ」
「あっちゃん、さっき優子に何言ってたんですか??」
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「にゃんにゃんは麻里子と仲良いけどさ、付き合うとかの対称じゃないって言ってたよ」
「ほんとにっ!?」
「今だって優子の方に来たしさ、一緒にご飯誘わないのだって、優子が疲れてたらいけないからって前言ってたよ」
「こじまさん…よしっ!!ありがとう、あっちゃん!!」
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「で、目輝かせてにゃんにゃんのところ行ったよ」
「えっ、優子もしかして麻里子に嫉妬してたの!?」
「…今ごろですか??」
「たっ、たかみなも知ってたのか!?」
…好きなのは知ってたけど嫉妬とか可愛いもんだなぁー
「でね、にゃんにゃんって結局どっち派何だろうねー、麻里子様と優子」
「…たかみな派だったらどうする??」
「…なっ、訳のわからないこと言ってるんだよ」
「あっ、たかみな顔赤いー。あとでお仕置きだなー」
「あっちゃん!!!それはちがっ」
「ニャロはねー、きっと優子だよ」
「麻里子!?」
突然の登場に唖然とする
「ゆっぴーとニャロは一緒にご飯行かないけどさ、その分家で会ったりしてるしさ、メールで連絡取ったり…要するにわざわざ遊びにいかなくてもほとんど会ってるんだしね」
「えっ、そうなんですか!?」
「だってニャロがさ、わざわざフラーっと優子の家に行っちゃうんだよ、あのニャロが。ゆっぴーがバカなだよね…まっ、そのおかげで篠田さんは楽しめるんですけどね
「それってさ…優子が鈍いのか、欲張りなのか…」
「なんだ、うまくいってるじゃん、あの二人」