短編:inzm

□ちょっとお前
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※ガンマが気持ち悪い。腐要素有り。大丈夫な方のみスクロール願います。


































何があったんだろうか、私の目の前の男は。


恍惚とした表情で「あぁザナーク様…」と呟いてる男、ガンマ。おい、お前に何があったんだ。



流石に心配になった私は未だ頬を乙女のごとく染めているガンマを揺すりながらワケを聞く。


「あぁ聞いてくれますか名前!先ほど運命を感じさせる方と僕は出会ったのですよ!あの方は僕の頬を優しくなぞりながらそっと耳元に唇を寄せて…ッあぁこれ以上は恥ずかしくて僕の口からは言うことが出来ません!」



頼んでもいない先ほどあった出会い話をマシンガントークで話し、きゃあ!とまるで花も恥じらう思春期乙女のごとく顔を先ほどとは比べものにならない位真っ赤にさせ両手で顔を包み隠すガンマ。


正直に言わせてもらおう、きしょい。え、なにこいつそっちの気の人だったの?なにそれ知らなかった。つか知りたくなかった、気持ち悪ッ!つかザナークって誰それ、なんですが。



とりあえずガンマ。






―暫く近付くな―



それから数日後ザナークがムキムキなモロ肉食系男子だと知ってガンマに2m以内の接近を禁じた。






ガンマさんって草食系だから肉食系好きになるよねって話、ごめんなさい。

(12/11/19)

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