*おはなし*
□恋するとはこういうことB*あなたを想う…だけでした*
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黒崎クン。
あたしってバカだね…
黒崎クン。
あたし、逃げちゃった。
前に進もうって決めたのに…、
…逃げちゃいました…。
こんなあたしだから、見てもらえないんだね…。
…黒崎クン。
†あなたを想う…だけでした†
タッタッタッ―――!
一護とルキアを追って
空座町内をかける、制服姿の織姫。
ハァハァ―…
曲がり角を曲がった所で、ひとまず立ち止まる。
さすがに10分以上の全速力はキツいっすね…
息を整え目をつむり、
一護達の霊圧を探る。
かなり黒崎クン達には
近づいているはず何だけどなぁ…。
額から垂れる汗。
キュッ
織姫は袖で汗をふき取り、再び走り出した。
……急がなきゃっ。