運命の図書館

□猫はツンデレなんでしょうか?
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「と・・とにかく!!お前たちはもう少し暴れることをやめろ!!」

顔が赤いまま綱吉はビシッと3人に指をさし叫ぶ。
3人は心臓が持つか不安になるが何とか耐えることができたのでほっとする

「ツナ、今週の報告書持ってきたんだけど・・なに、この面子?」
「山本!」

そんな、少し危険な空気を換えるように入ってきたのはボンゴレ十代目、雨の守護者山本 武。
能天気な性格の彼でもこの面子にはすこし違和感を感じてる。

「なんか、大変そうなのな・・」
「わかってくれる?」
「ああ・・なんとなく・・」

少し苦笑いをしながら山本は報告書を綱吉に渡す。

「ねぇ、綱吉、赤ん坊はともかく、なんでこんな弱者と群れてるの?」
「雲雀さん。」

そんな、山本に続くようにボンゴレ10代目雲の守護者雲雀 恭弥がその鋭い瞳でトンファーを身に着けながら入ってくる。

「弱者とはどう意味だ?」

雲雀にはかられる弱者という言葉にザンザスは銃を構えた。
弱者という言葉は強さを求めるザンザスにとって聞き捨てならない言葉だ。

「そのままの意味だよ。
綱吉はこれから僕とトレーニングルームで訓練するんだから弱者といるわけにはいかないだろう?」
「ハッ!そいうテメェも弱者じゃねぇのか?」
「うるさいよ。」

雲雀がトンファーを尋常じゃないスピードでザンザスにあてようとするが・・

「おせーよ!」

ザンザスは右にある銃でそれを防ぐ。
力と力の対決。
二人の周りにはいただけで殺されそうなオーラが漂っている。
しかし、この場にいるのは全員化け物のような戦士ばかり。

「テメーらだけでやってんじゃあねぇ!!雲雀!俺が弱者ってどいう意味だ!」
「・・一応、俺も強いつもりなんだけどな・・」
「んじゃ、今からここでやるか?」
「やめて。リボーン。雲雀さんもザンザスもやめてください。」

獄寺とリボーンは戦闘態勢に入り、山本はんーっと考え込み、綱吉はまともな突っ込みを入れる。本当に尋常ではない。

「ボス・・」
「ボンゴレ。邪魔しますよ」
「クロームに骸?」

化け物たちがいる空間にまた化け物が入ってきた。
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