book
□拍手文
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「この服とこっちの服、どっちがかわいい?」
まもちゃんのお部屋で雑誌を読みながら、同じく難しそうな本を読んでいるまもちゃんに質問する。
「どっちも似合うよ。」
本から視線をそらすことなく答えるまもちゃんに負けじと違うページを指差してもう一度同じ様な質問。
「じゃあ、じゃあ、この髪型は?」
「ん、可愛い。」
やっぱり適当な返事が返ってきた。
「適当に言ってるでしょー!」
「そんなことないって。」
「ぶー!!」
「見てる見てる。」
膨れてみても気のない返事だったので、半ば諦めて次の質問へ。
それは何となく開いた下着特集のページだった。
「じゃあ、この白い下着と黒い下着は?」
「黒い方でお願いします。」
「。。。」
「。。。」
end.