シャルルル
□シャルルル
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「あっ…、うぁ…っ」
「うんぅ…、慣らしていないから、入らんと思っていたが…、案外すんなり入ったなぁ…」
「嫌っ…だ…、抜い…」
「弱者が強者に意見する権利等無い!!」
「ああっ…!!」
更に奥まで押し込むと、滴る鮮血が潤滑油の替わりを成し、挿入の手助けをする。
「見ろ、ルルーシュ…。今、お前の此処で、お前と私は一つになっているのだぞ…」
「い…、やだぁ…」
拘束されていない右眼から、涙が零れ落ちた。
視界の自由を奪われ、拘束された左眼からも、涙が流れたに違いない。
妖しく光る、赤い瞳から、涙が流れるのも見たいが、絶対遵守のギアスの力に掛かってしまっては意味が無い。
「何人の男の性器を、貴様の淫乱な此処に、くわえ込んだのだ?」
「うぅっ…」
「答えろ、ルルーシュぅ…」
「知…らな…」
「知らないぃ?数が多過ぎて、覚えていない、の間違いだろう?」
「ひっ…!!」
「少なくとも…、貴様の身体は、既に汚(けが)れているのだよ…。血の臭いと男の臭い、貴様の身体に纏わり付いたこの臭いは、一生取れぬ…」
「あっ、うぁっ…」
「そんな汚れた貴様が、ナナリーを守れると思うのか?」
「…っ…」
抵抗を続けていたルルーシュの腕が、電池が切れた玩具の様に、ピタリ、と止まった。
「汚れたお前の傍に居れば…、ナナリーまで汚れるぞ…」
「ナナ……リ…」
「それとも…、汚れて欲しいのか?ナナリーにも、自分の様に!!」
「違う!!ナナリーは誰にも汚させはしない!!貴様にも!!俺にも!!」
「なら…、ナナリーの代わりに、貴様が墜ちろ…」
「うあぁっ!!」
再び律動を始め、腰を激しく打ち付ける。
身体がぶつかり合う度に、結合部から奏でられる淫音に、酔いしれる。
我が息子ながら…、淫乱な、見事な身体だ…。
「うぁっ、あっ、あぁ…」
「ルルーシュぅ…。ブリタニアの性奴隷め…。痛みよりも、快楽が上か…。こんなに喜んで勃起させおって…」
「ちがっ…」
「違わないだろぉ…?痛みが快感なのだよ、貴様はぁ…。とんだ変態だなぁ…」
「うっ…」
「そんなに痛いのが良いのだったら、思う存分痛め付けてやろぉ…」
「んんっ…」
ズルリ、と自分の性器を淫口から抜き出すと、先走りの蜜が淫口から溢れ出し、ルルーシュの太腿を、艶やかに濡らした。
「たっぷりと可愛がってやろうではないか…」
腰にある鞭を手にしながら、嘲笑を浮かべた。
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