シャルルル
□シャルルル
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「お連れしました、陛下」
「うむぅ、下がれ…」
「イエス・ユア・マジェスティ」
「…ルルーシュ……」
「……うっ…」
真珠の様な肌を、全身惜し気もなく曝した、美しき反逆者に、声を掛けた。
「…っ!!父…、上…」
「フンッ…。どうやら、もう性奴隷が板についてきたらしいなぁ…」
全身を視姦する様に、眺め回すと、ルルーシュは顔を真っ赤にしながら、身体を隠した。
「っ…、誰が…!!」
首輪に繋がれた鎖が当たり、カチャリ、と音がした。
「無自覚なのは悪だ…。自分が何人の男に抱かれたか、祖国の為に、どれ程身体を差し出して来たか…、きちんと自覚すべきだぞ?」
「くっ…!!貴様…、何故俺をこんな所にまで連れて来た?俺を嘲笑う為か?それとも、処刑の日でも決まったか?」
「残念ながらどちらでも無い」
「?…なら何―……」
「性奴隷を試してみようと思ってな」
「なっ……!!」
グイッ、と鎖を引っ張り、自分の元へ無理矢理身体を寄せさせると、苦しげに表情を歪ませる。
「貴様は上手くやっていた、上出来だ…。だが…、最後は情に揺らぎ、枢木スザクにより敗北した。何とも無様…。あのような醜態を曝すとは、我が息子ながら嘆かわしい…」
「くっ…!!何が息子だ!!俺やナナリーを捨てたくせに!!今更父親面するな!!」
「大丈夫だ…。貴様の事は、もう息子とは思っていない。そう…、今の貴様は、ブリタニアに忠誠を誓う、唯の性奴隷だ…」
「っ…!!」
自分と同じ、アメジストの紫水の瞳が、悲しげに揺れた。
「咎人となったお前には、当然の酬いだろう?」
「うっ…!!」
ドンッ、とその華奢な身体を突き飛ばし、そのまま覆い被さると、ルルーシュは弱々しく抵抗を始める。
「やめろ…!!だって…、俺とお前は…!!」
「父親と息子、か…?先程、父親面するな、と言ったくせに…。都合の良い時だけ、親子という言葉を使うのだなぁ、お前は…」
「…うっ……」
「最後に信じる者…。それは…、父親でも母親でも無い…、兄弟だ…。血を分け合った、唯一無二の存在…!!」
「ひっ…!!」
ズルリ、とズボンから出された性器を前にし、小さく悲鳴が上がる。
「怨むのなら…、弱者である…、自分を恨め…」
性器をルルーシュの淫口に宛がい、慣らしもしていないソコに、勢い良く性器を突き刺した。
「ああぁぁああぁ!!」
ルルーシュの口から悲痛の叫びが上がり、淫口から血が流れ落ち、大理石の床を朱く染めた。
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