シャルルル

□スザルル
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「…何だそれは…」


沈黙していた思考を再び再開させ、奴が俺を睨みつける。

その表情からは、怒りと不安が混じり合い、困惑した様子が読み取れる。


「見て解らないかい?お前の物だろ」


俺が持って来た物。
それは、奴が羽織っていた、漆黒のマント。

自身の身体を包み込み、姿を隠すそれは、反逆者のこいつには、充分似合う物だと思う。

だから余計、俺には不愉快な物になる。


「このマントが、お前を反逆者だと象徴する」


このマントが、ルルーシュをゼロに変える。


「これが、お前の姿を闇夜に晦ます」


これが、ルルーシュの真実の姿を隠す。

だから…、こんな物、無くなってしまえば良い。


「だから…、こんな物、壊してやるよ」

「つっ…、よせっ!!」


俺は無理矢理、奴のズボンを下着毎脱がし、下部を露にする。

さらけ出された肌は、以前のまま変わる事なく、透き通った、真珠の様な美しい肌をしていた。

その美しさに、思わず喉が鳴る。


「相変わらずだな…。前に抱いた時と、何一つ変わらない…」


だけど、少し痩せたか?

華奢な身体の線が、余計細くなり、くびれが余計目立つ。


「…やめろ……」

「なぁ…、視姦されてる気分はどうだ?気持ちいいか?」

「そんな訳…」

「あるだろ、変態。勃起させながら否定したって、意味無いぜ?」

「うぁっ…」


俺は、奴の性器に指を絡め、ゆっくりと刺激を与える。

「ぁっ…、やだっ…」


奴の性器からは、いやらしく先走りが溢れ出し、俺の指を濡らす。


「へぇ…。敵に扱いてもらっても、こんなに感じるんだ」

「違っ…」

「違わないだろ?それとも、俺の指だからこんなに喜んでんの?」

「……違う…」


何だ、否定するのか…。


「まぁ良い…。取り敢えず、早くイけよ」

「ふぅっ…」


射精欲を煽らせる様に、性器を上下に扱き出すと、奴の口からは吐息混じりの、喘ぎ声が零れる。


「やっぱり感じてんじゃん」


あぁ、可愛い。


「感じてるんだったら、声我慢するなよ」


もっと鳴いて…。


「あっ、あぁっ…。もっ…、離し…」


眉間に皺を寄せ、頬を桜色に染めるのは、射精が近い証拠。

そろそろか…。

俺は、絡ませていた指を離し、マントに手を伸ばす。


「次は、もっと気持ちいいぜ」

「駄目だ…、やめろスザ…!!」

「煩いな…。俺に指図すんなよ。お前は黙って喘いでれば良いんだよ」


俺は、反逆者の象徴であるマントで、奴の性器を擦り始めた。


「あっ、あぁっ…!!」




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