時の架け橋

□第七話
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「舞ちゃん!気配けしてよ!!」


『はい!スミマセン・・・って無理だろ!!』

痛ででででで。

夏風がおもいっきりほっぺをつねってきた。

この場合私はなんも悪くないでしょ!



ところで、今私たちは空き部屋の押入れの中にいます。

何故って?

それは少し前沖田さんが土方の下手くそ発・・・じゃなくて


豊玉発句集を盗んでる現場を見てしまい一緒に見ようと誘われた。

一度はなまの土方の句集見てみたかったんだけどね。



それに密室に沖田さんといるとか萌え//

肩がぶつかってるよ///

うきょぉぉぉぉぉぉ〜//////


夏風もいるけどね。

「何で舌打ちしてんだ?」

『あ・・してたんだ』

ついだよ、つい!



「さっそく見よう!!」


しれば迷い〜しなければ迷わぬ〜恋の道〜


『ぷっあはははははは!!』

つか沖田さん読むの上手。


うける〜!と思わずかべをたたいていた。

土方ファンの夏風は・・・笑いこらえてる!?

笑っちゃえよ!

今は笑っても罪にはならないよ。それが当たり前の反応だろうしね。



梅の花〜一輪咲いても〜梅は梅〜


「あははははははははは!!」

つ・・・ついに笑った!私は夏風より爆笑してるけどね。



『つかさ、沖田さんの言い方が一番おもしろいんだけど』

めっさノリノリで言ってるんだよ!?

「そう?」

『土方はこんな下手くそな句をどう思ってるんだろう?』


「お前らには関係ねぇよ」


スパーン!!




『ぎぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!』


鬼だ!いや、マジで私には角が見える!!


『沖田さん!どうしたらいいの・・・・っていない!?』


夏風もいねぇ。

あいつら逃げやがったな・・・。

「今すぐ副長室こい!!」


私は土方に引きずられながら副長室に行きました。



『土方の鬼!セクハラ!ロリコン!!』

「分けわかんねぇこと言ってんじゃねぇ!!」


そのあと私は土方にこっぴどく叱られました。





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