時の架け橋
□第九話
1ページ/1ページ
私の日課は非番の幹部と遊ぶことだ。
今日のターゲットは…
『一ちゃ〜ん!!』
ヤッホー!て言いながら襖を勢いよく開けた。
あり?
『いない…』
なーんだ、つまんねっ。
ホンジャマカ新八っつぁんの部屋でも行くな。
『…ってまたいないし!』
新八っつぁんの馬鹿アホ筋肉!!
舞ちゃんぐれちゃうぞ!?
さすがに2回もハズレとはイライラする。
だから前々からしたかったミッションをしてみよう!
一度見てみたかったんだよね。
『新八っつぁんの部屋には必ずあるはず!』
ベタに押入れの中とか?
ガサゴソガサゴソ
『…発見!!隊長〜見つかりました!』
私一人だけどね。
やっぱりあったよ……春画!!うわっ、めっちゃあるし。早速見てみましょう。
『……ちょっ…エロっ//ヤバい//』
ま…まさかこんなにエロいとは…カルチャーショック!
もう止めよう//はずい//
私にはまだ早すぎた。
だが、ここですぐ帰っちゃうほど私は生半可じゃないんだ!
「何か嬉しいことでもあったのか?」
不気味だ、と付け足す。
『ふふふふふ…ちょっとね』
ニヤリと沖田さんみたいに笑った。
新八っつぁんは夏風と稽古してたらしいからそろそろ部屋に……
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
「新八!?どうした!?………春画……没収だ」
「ひ…土方さん!酷いぞ(泣)」
がはははは〜部屋中に春画をばらまいたのさっ。
私はたまにSなんだから!
.