小説:タイトル未定

□オリエンテーション!!
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「では、始めようか」

チャキ…

レイルのやりが怪しく光る。さすが、攻撃力だけは強そうだ。「番長」
のあだ名は伊達じゃない
こっちも手の中に意識を集中させ、呪文の詠唱を開始する…

―――そのときだった・

カーンッ

というかねの音。二年生の生徒達がオリエンテーションにむかう音だ。

「勝負はミッションの後におあずけだな」
「…そうだね」

残念そうに肩をすくめる羊

「ほんじゃあいきますかぁ!」

・・・今まで黙ってた癖に結構な声で
ホウザンサさんの声で僕たちはミッションにいどんだ

               ☆

と、いうのが二時間前
そして今にいたる、というわけ。

「ローゼ・ブラック・ベリー」

というのはすごく大きいベリーで。五十センチくらいあり、持ち帰るのはそれはめんどくさい代物だ。

上級生はベリーを取り囲むようにして二年生をまっていた。

「さぁて。下級生たち?私に勝てるかしら」

あちらこちらですごい音だ。魔法の音、武器のぶつかり合う音。

「サマーだからって手加減はしないから」

羊がサマーを睨む

「全力でかかってきてもくれてもいいんだけどね。怪我をしたくなければ、だけど。」

にーっと無邪気な笑みを見せるホウザンサさん

「先輩って呼べるかどうか…確かめさせてもらう。」

レイルの長い髪が風になびく

「姉さん。勝負だね」

最後に僕が一歩前にでる

まだ、ベリーをとったチームは無いだろう。っていうことは上級生軍団は


すっごく強いってことか。

「スノー、楽しませてねっ♪」
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